見出し画像

ゆかたに【オススメな帯】理由も添えて

暑い日が続いてますね…お祭りはないですが、夏の風物詩でもあるゆかた。
今回は帯についてオススメを紹介します。

今回の登場帯は3種類。
右から順にゆかた帯とも言われる半巾帯、noteでも定期的にお伝えさせていただいている兵児帯、最後にセットになっているとことも多々ある作り帯

画像6

①半巾帯(ゆかた帯)

こちらはオーソドックスなタイプで、かつ、一番デザインも色も価格帯も結び方もあります
実は厚みにも差があるため、帯の結びやすさにも違いがあります。
また、結ぶ際にある程度力が必要になってくるので、ゆかたを着慣れない方の場合袖が引っかかったり、結び目が緩くなってしまったり、といったことが起こりやすくなります。

画像1

【ここがオススメ】
何より結び方が豊富かつネットでいくらでも検索できる。
可愛い結び方から、面白い結び方、粋な締め方、とどの年代であれ、どんなテイストであれ、合わせることが可能になっています。
帯の形が比較的作りやすい…というか位置など整えやすい傾向があります。
【ここは気を付けて】
ご自身で帯が結べない場合だと、着崩れてしまうと直すのが難しいです。
お祭りであれば、当店のような専門店、有志による着崩れお直し所で対処ができますが、普通に浴衣でお出かけした時はなかなかできません。

②兵児帯

画像5

子供用のイメージが強い帯ですが、最近では大人の兵児帯もございます。

画像3

【ここがオススメ】
通常の帯のように半分に折って使うタイプ。
身長が高めであるとか、半巾帯だとどうしても帯幅が合わないという方ですと、調整ができます。
また、幅がある分、大人っぽい結び方や着物風に着るときには便利
【ここは気を付けて】
半分に折った状態=半巾帯と同じ幅。
半巾帯の結び方を基にすると、二重になっている状態になりますので、慣れが必要です。

兵児帯2

画像4

【ここがオススメ】
くしゃっとしたまま蝶結びでOKな兵児帯なので結ぶのが楽ちん。
アレンジもしやすく、帯に慣れていない方にもおすすめです。
蝶結びならお直しも簡単。
【ここは気を付けて】
生地が滑りやすいので、しっかり結ばないと解けやすい。
端まで縫製を見た方が良いものもある。
帯幅がわかりにくい

③作り帯

浴衣セットなどでよく入っている作り帯。
一番の利点は帯を結ばなくてもOKというところ。

画像5

【ここがオススメ】
お腹の周りに巻く部分と帯部分に分かれているため、長さ調節など帯結びの煩わしいことから解放される。
個人的には小中学生くらいの方へオススメ
【ここは気を付けて】
大半はリボン結びなので幼い印象を受けやすい。
胸のあたりに紐が増える+紐だけで帯を支えるので結び目の位置を調整と押し込みの必要がある。(痛くなったり苦しくなったりしやすい)
体型に合わせてリボンの大きさが変えられない
紐だけで抑えるため、ホールド力が少々弱め。

画像7

↑紐はこんな感じで白い場合も多いので、見えないように注意してください。

はい、こんな感じです。
個人的には半巾帯を基本にしていただくのが一番かな、とも思っております。
半巾帯が結べれば兵児帯も結べますし、作り帯は必要ありません。
作り帯もとても便利で、自分で結べない!という方には良いものなのですが、私自身作り帯だとサイズ感が合わないことがあるので…あまり利点がないのです。

折角の夏ですし、たまには浴衣で特別な気分になるのもいいものですよ!

アクセス
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町2-7-15
027-231-6000㈹
晴れの日きもの専門店 小川屋

お振袖の来店予約
お振袖以外の来店予約
お問い合わせ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?