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4つのリーダーシップEnvisionについて~YCP Solidianceの経営が一番楽で、一番チャレンジングな理由

こんにちは。YCP人事の岩田です。
前回のブログで4つのリーダーシップのEngageManagementに関して紹介させて頂きましたが、今回は、Envisionについてです。

前回記事はこちら▼
https://note.com/kimmy822947/n/nae1b370cb1ce
人の(CEO石田の)日報を抜粋して記事にするのにこんなにも更新が滞ってしまい、つくづく自分の不精さが嫌になります・・。
ぽつぽつフォロー頂ける方も増えてきて、PVも伸びてきているので隠れ読者の存在をモチベーションに、頑張って更新頻度を高めていきたいと思います。

Envision Managementとは

リーダーシップを構成する4E(Enable / Engage / Envision / Energize)の中で、一番難しいテーマだと思っています。

企業活動におけるVisionとは、MVVとかVMVとか言われる、Vision・Mission・ValueのうちのVisionという意味で使われることが多く、「企業が長期的に目指す将来像」ということかと思います。YCP Solidianceで言うと、「Strive for Growth. Lead Asia. Impact the World.」ですね。

ただ、EnvisionにおけるVisionとは、もう少し短期、3年程度の中期計画であったり、その計画を実現するための戦略だと思います。ここではVisionと区別するため、Business Planと呼ぶことにします。魅力的なBusiness Planを確立し、その計画や戦略性をもって人を惹きつけ、組織の成長を推進する力がEnvisionです。

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そもそも、なぜEnvisionが重要なのか。

子供の頃のリーダーシップにおいては当然にBusiness Planなんてないわけで、ガキ大将的なリーダーシップはEngageの力だけで成り立っていると言えます。Engageが強い人は、ビジョンも計画もなくてもそれなりに人を惹きつけられます。ただ、そういったリーダーシップには幅にも時間軸にも限界があって、極めて身近な10人を3年惹きつけられる程度でしょう。俗に言う零細企業におけるリーダーシップのほとんどがこのパターンです。(やや脱線しますが、この時間軸の限界に気づいていない人が多いです。大人になると、結婚したり、子供が産まれたり、人生のステージが定期的に変わります。その度に求める給与であったり社会的ステータスが変わり、同じEngageをしていても通用しなくなります。)

組織が大きくなってくると、隣に座ってEngageし続けることも、全社員と1on1をやり続けられるわけではありません。トップダウンに言うと、より壮大なビジョンを実現するためには、密なコミュニケーションが求められるEngageに頼らない、レベルの違うリーダーシップが必要になります。

そこで重要になるのがBusiness Plan。「このBusiness Planであれば人生を賭けられる」、「このBusiness Planに乗っていれば自分は幸せになれる」、そう社員に思わせる骨太なBusiness Planの存在が、組織の求心力を引き上げ、社員ひとりひとりを活性化させ、ビジョンの実現に向けた推進力となります。

属人的なリーダーシップをEngageとするならば、Envisionとは組織と制度によるリーダーシップです。


Envisionを考える中で3つの大事だと思う点


①組織Visionとのアライメント

組織とはすなわちそこに集う人であり、人がそこに集う理由はその組織のVisionにあります。優秀な人が集まる組織を作ることができれば、ほとんどのビジネスは勝ちきれます。なぜ人がその組織に集うのか、なぜ人を採用できているのか、その理由を深く理解したうえで、その求心力が高まるようなBusiness Planを設計する必要があります。

②Visionaryであること

人を長期的に惹きつけるには、誰もが成しえていないこと・まだ見ぬ自分達の未来への「挑戦」が重要だと思っています。そしてそれが、ワクワクするような目標であること。連続性のある話にワクワクは感じません。Visionaryな、つまり非連続な計画を示す必要があります。

③説得力があること

どんなにワクワクする非連続な計画でも、実現可能性がなければ共感できません。現状と計画を結びつけるものが戦略であり、つまりBusiness Planが示す戦略に説得力があることが重要です。そしてリーダー自身がそのBusiness Planを一歩ずつ着実に実現していくこと。こういうリーダーの姿勢こそが、強い牽引力を生むと思います。

上記3点を抑えて、骨太なBusiness Planがあるから優秀な人が集う、優秀な人が集うから困難なBusiness Planを実現できる、こういうスパイラルを醸成していくことが大事です。


僕は投資を検討する際、マネジメントインタビューで、「何で社員の皆さんは御社で働かれているんですか?」と必ず質問します。この議論を通じて、その組織にどんな人が集まっていて、どんなビジョンが浸透していて、どんなBusiness Planが描かれていることを理解したいからです。単に「御社のVisionを教えて下さい」と質問するよりも、その組織のことを深く理解できます。


YCP Solidianceの経営が一番楽で、一番チャレンジング

色んな会社を経営してきましたが、YCP Solidianceの経営が一番楽で、一番チャレンジングです。楽な理由は、優秀な人が集まっているから。

チャレンジングな理由は、優秀な人が求めるBusiness Planが極めて高度だからです。YCP Solidianceが、そしてYCP Groupが、永続的に成長できるよう、僕も頑張っていきます。

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先週末はGlobal Update後に大きく2チームに分かれて久しぶりにオフラインでのDinnerを楽しみました。

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officeから歩いて数分の場所にある「ラ・スコリエーラ」さん。
魚介料理専門のイタリア料理店!

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YCPの飲み会は乾杯がビールじゃなくて、だいたい泡というのが個人的に気に入っているポイントですw(もちろんハイボール派、ビール派、ウーロン茶派で各々好きなもの頼んでます)

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21卒の新入社員メンバーとも交流を深めることが出来ました。
また別の記事で新入社員の紹介はさせて頂きます・・!

再び緊急事態宣言となり、こういった交流が次いつ出来るのか悩ましいですが最後に顔を合わせられてよい時間になったのかなと思います。

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最後にメンバー募集のお知らせです。
Liigaというハイキャリア層向けメディアにて掲載をスタートしましたので、
これまでHP経由でしか直接アプローチ頂けず面倒だったかと思いますが、ぜひコラム下の応募フォームからご応募くださいませ。

コンサルワークと自社事業経営の両方に携われる稀有な会社で、経営人材として成長する▼
https://liiga.me/columns/686