40歳のおっさんが電気工事士を受験した話 その3
(前回のつづき)
学科試験、私の勉強方法
学科試験までに勉強した期間は3週間弱。
あまり時間にゆとりがある方ではありませんでした。(ギリギリまで参考書を買ってサボっていたというのもありますが……)
しかもこの期間は仕事も忙したかったので、なかなか勉強時間が取れない感じでした。
それでも合計の勉強時間は動画視聴も込みで50時間くらいになるでしょうか。
結構詰め込みしつつ頑張りました。
使った教材など
まず試験申し込みをして最初に買ったのは
「すい~っと合格コミック マンガで"そこそこ"わかる新・第2種電気工事士 筆記+技能入門」
という本。
なんとなく苦手意識のある電気について、マンガから入ってみようと思って購入しました。
これ一冊で試験合格は厳しいですが、漫画で電気工事士がどんなものか作業器具の名前をどう呼ぶか、といったことがわかります。
表紙の男の子が入っているとおり受験勉強のとっかかりにおすすめの本です。
試験日まで時間がなく金銭的にも余裕がなければ買わなくてもOKかもです。
他に使った参考書や問題集は2冊。
2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 学科試験すい~っと合格
参考書。この界隈では有名?なすい~っとシリーズ。
正直あまり使わず1回ななめ読みした程度でした。
しっかり基礎からという人には良いかもしれません。
上の漫画を買わない人はこちらを厚めに読むのをオススメ。
すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 学科過去問2024
過去問が500問以上掲載されています。
電工二種は過去問と同じものが出題されることも多いので、これをしっかりやりこめば合格点に行けるのではないでしょうか。
カラーページもそれなりにあるので、写真判別の良い練習にもなります。
だが素養がないと、後ろの方にある計算問題や理論がちんぷんかんぷんだと思います。
紙面の都合で解説がよくわからない部分もあったのが少し残念。
こちらは2周終わらせたので、だいぶ得点力がアップしたと思います。
アプリ
アプリは無料のものを使いました。
部屋の電気消して寝る直前にやってみたり、スマホをジップロックに入れてお風呂で問題をこなすことができます。カラーの写真も豊富で、器具の形がイメージしやすいものいいですね。
もともと電気工事の仕事をしている友人は、無料のスマホアプリだけで学科試験を合格しました。
(電工二種は持っていなかったものの、会社命令で取得したパターン)
電気工事士 第二種 2024
Tripsという会社が提供しているアプリです。
過去問が充実していて解説もわかりやすい。
やり直しや取りこぼしもわかりやすく使いやすいので個人的に一番オススメのアプリ。
環境によっては広告が気になるかもしれないが無料なのでしょうがないかなあ。
サイトやYouTubeチャンネル
ホーザン公式サイト
https://www.hozan.co.jp/corp/denko2/pc/02010/
技能試験でお世話になる人も多い電気工事士の器具の製造販売を行っているホーザン株式会社のサイト。
学科試験、技能試験の対策ページがあります。
器具類の写真も豊富なので画面の大きいパソコンなどで取り組むとかなりはかどります。
YouTubeチャンネル
第2種電気工事士をゆっくり解説
https://www.youtube.com/channel/UC41hIt1xRJYucHAtn6LD_uw
ゆっくり解説系のチャンネルですが、編集がかなり丁寧。
エアロバイクを漕ぎながら倍速で観て知識の定着に役立ちました。
文字中心の参考書よりも動画だと頭の中に知識が入りやすいです。
難関の複線図の書き方はこのチャンネルで覚えました。
学科試験の全ての範囲はカバーできてしませんが、これからますます充実していくことでしょう。
無料コンテンツの中では一番のオススメかも。
私の学科試験勉強のまとめ
マンガをひと通りざっと読む。
↓
参考書を斜め読み
↓
アプリをやってみるものの全然解けずに挫折しかける
↓
YouTubeチャンネル第2種電気工事士をゆっくり解説の学科試験パートを倍速などを使いながら2周見る。
↓
過去問集を1周
↓
アプリの正答率がアップしてくる
↓
過去問集2周目
↓
自信のない部分は参考書を一部見直したり、ホーザンのサイトを利用する
↓
アプリをすべて終わらせる
試験日まではこんな感じで勉強をすすめました。
ターニングポイントは解説動画を見たことでしょうか。
ゆっくり解説に限らず、電工二種は受験生も多いのでたくさんの解説チャンネルがありますので自分にあったのを見つけると良いでしょう。
しかし試験日前日になっても計算問題、理論問題はほとんど意味不明でした。
この辺は過去問暗記で同じものが出ればラッキー、違った計算問題が出たらあきめらようという気持ちだったと思います。
逆に得点しやすい器具や記号はかなり自信をつけていましたね。
このあたりを土台にしてどれだけ上乗せできるか?という戦法で学科試験当日を迎えました。
(つづく)