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格安結婚相談所に登録した話(中編)

前回の続きです。
低価格相談所のなかでもさらに安い部類の相談所に登録が終わったところから話が始まります。

活動開始と検索

さて、無事に登録が完了し、活動開始。
完了とともに相談所からアカウントとパスワードが送られてきます。

E登録所はオンラインの相談所なので、ネットで全てをすすめていきます。
まずパソコンやスマホで相談所のマイページを開き、自分で用意したお見合い用の写真を登録。全身よりも表情が分かるバストアップのものを使ったほうが良いそうです。
アプリにも使っていた写真を転用し、登録が全て完了になります。
これで待ちに待ったオンライン婚活の幕開けです。

まず検索機能を使い、自分の希望条件を入力して女性を検索します。
検索に使われるこのデータベースは、E相談所が持っている登録者データに加えて大手相談所も登録しているビッグデータが使用されます。つまり、格安相談所も高額相談所ともほぼ同じデータが使われていることになります。(厳密に言うと違う部分もありますが、だいたい同じデータを使っています。)
なので、格安相談所だから貧困女子として出会えないというのは大間違いです。
また、出てくる女性もお見合い用の写真ということを差し引いても特別ひどいルックスというわけではありません。一般的な見た目の女性も多く並んでいます。

しかし検索を使った私はすぐに不安を覚えました。


人がいない

私の検索条件は特別厳しいものではなく、
最初に検索したのは

・自分と同じ田舎県在住
・自分の年齢からプラスマイナス3歳

という条件でした。
自分と同じ県に暮らす同年代の人を見つけようと思ったのですが、
表示された女性はわずか20人程度。
アプリよりも登録の敷居が高く、住んでいる場所が田舎県とはいえ、この結果は思った以上に少ないものでした。
この20人の中から私の譲れない条件である「働いている人(年収100万以上~)」のフィルターをかけると15人ほどしか残りませんでした。

E相談所のシステムとして、1ヶ月に送れるお見合い申し込みの件数は10件。
2ヶ月もすれば私が望む条件の女性全てに申し込めてしまいます。
もともと20人しかいない世界なので、すぐに新しい人がやってくるようにも思えません。
その後、年齢の幅や住んでいる場所の条件を広げても条件にマッチする女性は40~50人ほどにしかなりませんでした。
選択肢が百人・千人単位でいたマッチングアプリからすると寂しさは否めなかったです。

つまりこれって

私はその日のうちに15人の中から得意いいなと思う女性10人にお見合い申し込みを送りました。(アプリでいうところのいいね!みたいなものですね)
そして送られた女性が届いたお見合い申し込みから私の情報を見て、お見合いしたいなと思ったらお見合いOKの連絡が本人もしくは仲人さんから送られます。(アプリだといいね!を返すようなものですね)
そうするとお見合いの日程を決めるフェーズに移行して、ネットを使ってお見合いの日程を調整していきます。(アプリで言うメッセージみたいなものですね)
お互いのお見合い可能な日程をすり合わせて、女性から待ち合わせの場所が指定されます。最初のお見合いは喫茶店で短時間という決まりらしいので、集合場所は駅の改札やホテルのラウンジが多いようです。
アプリと違うのは、お見合い当日まで通話はもちろん相手とのメッセージのやりとりも出来ないことでしょうか。
初回のお見合いでお互いいなと思ったらそれぞれの相談所にその日のうちに交際の対象になるかならないかを報告。
お互い○ならば、相手のメールアドレスを知ることが出来て、以降はメールを通じて相手と交際をすすめていくことになります。


オンライン相談所で女性の検索から会うまでの流れはこんな感じです。
そしてここまで体験して私は思いました。

「あれ、これってアプリと一緒じゃん」

女性の結婚への本気度やデータの正確性などは結婚相談所のほうが上なんですが、オンライン相談所での基本的に会うまでの流れはマッチングアプリとほとんど同じです。
そして残酷な話ですが、アプリと同じくルックスやスペックが良くない人はお見合いできる回数も少ないです。

次のノートではオンライン相談所で最終的に何人とお見合いできたか、そしてメリット・デメリットを紹介したいと思います。