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Photo by soeji

婚活チャットで強制退会を食らう男の特徴

キミー＠アプリ婚しました

私は結婚してからも、自分の経験が何かの役に立つかもしれないと思いまして婚活・マッチングアプリを話題にしたLINEオープンチャットに参加しております。
様々な相談や悩み事、マッチングアプリあるあるなどが話し合われております。
女性の利用者も多く、有意義に使われているのですが、人が増えてくるとどうしても変な人が紛れ込んできてしまいます。

オープンチャットでは過去に何人か強制退会処分（アク禁）になった人がいるのですが、なぜか全員男です。
みんなでマッチングアプリを頑張って使っていこう！という狭いコミュニティにすら存在を許されなかった男たちは、どんな特徴があったのでしょうか。

注意！
男性にはかなり辛い表現や言葉遣いが連発します。耳が痛い人もいるかもしれません。しかし反面教師として、ここに紹介せていただきます。


◆ネガティブポエムくん

「昔いろいろあって女性不信です…」
「会うまでに行かず、メッセージ中にみんな退会してしまいます（※）、僕の話が退屈なのでしょうか…」
「なんでこんなにつらい思いをしないといけないのでしょう…」
「メッセージの終わりは。ではなく…にしてます…」
「僕は女性を敵だと思っています…」


以前にも紹介しました、私がアク禁処分にしました問題児。
ネガティブ発言を連発してコミュニティの空気をひたすら悪くしていました。
最終的に話し合いすら出来ないほど、後ろ向きな発言ばかりの状態になったので強制退会となりました。

初登場のやばい空気→やばい行動→暴走→強制退会

という王道ローテーションを歩んだ彼は、ある意味エリートでもありました。
アプリ云々の前に、日常生活がちゃんと送れているのかその辺から心配になったのは今の所、彼一人だけです。

彼は強制退会後、別のチャットでも同じような愚痴を連発していたそうです。元気そうでなにより。（それからどうなったかは不明）

※マッチングアプリで「このユーザーは退会しました」という表示がありますけど、これは相手にブロックされている場合が多いです。（というか９９％ブロックされています。）
つまりネガティブポエムくんはメッセージ中の女性全てからブロックされまくっているわけです。


◆持ち家誤字連発くん


「そおゆうことがあって～」
「どおゆうことですか？」
「そおゆうのがいい男なら、３年前に家を建てて飼い猫の世話をしっかりやってる俺はかなりいい男ですね」

イラっとする誤字ってありますよね。
話し言葉と書き言葉の垣根がなくなってこんな文章になるのかな？
普段文章を書かない人なのかな？
それとも何かのキャラ付けなのかな？

チャットから消えた今となっては不明ですが、彼はこんな人でした。
誤字を交えたコメントで女性に喧嘩腰なマウントを取りに行って、家を建てたことを自慢しておりました。
前に書いたのですが、家を既に自分で建てている人（一戸建ておじさん）は思った以上に女性からの人気はありません。いい男かは置いておいて、婚活的には欠陥住宅と言われても仕方ありません。
「飼ってる猫を世話するのって当たり前じゃないですか？」などと女性たちから論破され、あえなく退会となりました。



◆無課金自慢くん


「アプリは４こやっています」
という発言を見たときに、『お、この人すごいな！やる気あるな！』と非常に好印象を持ちました。複数アプリ使用はお金がかかりますが、出会える確率もアップします。
きっと近いうちに良縁に恵まれるに違いない！
と思っていました―

「でも1円も払っていませんｗ」

というチャットが彼から発言されるまでは。
「女からいいね！が来るのが面白いｗ」
「でも課金してないから会えないｗ会わないｗ」
「（女性の利用者は）ちゃんとしたほうがいいよｗ」

彼の発言を見ていくと可哀想なひとだなぁと同情モードになってしまいました。
素敵な女性と出会うという目的が、女性からいいね！をもらうことに変わってしまったようです。

アプリでは男性の顔写真（彼はきっと大幅に修正していることでしょう）が良ければ女性からいいね！を貰うこともあります。
それに気を良くしてしまい、ますます修正の度合いも深まります。
こうなると、現実の自分との剥離がひどくなりすぎてどうにもなりません。
飾らない自分の状態で女性に会うことが出来なくなってしまっているようで、そのストレスのはけ口をチャットに求めたのではと推察します。

末期にはクロスミーというマッチングアプリの人気上位であるというスクショをアップしてイキった挙げ句、俺すごいアピール連発からの女性を見下した発言のコンボでめでたく強制退会となりました。

いつか素顔で女性と会えるといいですね。


◆タメ口引かれるくん

「それなｗ」
「違うだろｗ」
「だめだめで草」

距離感って大事なんですよ。
それは顔が見えないネットだからこそ余計に。
全く絡んだことのない人から短文連発でタメ語が飛んできても余裕のある人って少ないですし、そのやり取りを参加している全員が見るわけですから「こいつやべーな」というレッテルが貼られます。
40代男性の彼はタメ語が世界の共通語という人生を歩んでこられたようで、何度かたしなめられたり注意を受けたにもかかわらず、忘れた頃に短文のタメ語で茶化して空気を微妙に悪くしていました。
多少のタメ語なら許されると思ったのでしょうか、発言の頻度が増えた結果、集中砲火を浴びて自分から退室。

の直後名前を変えて再入室、発言内容から同一人物だと看破されて二度と入室できない強制退会処分となりました。


全員に共通する悪癖とは

これまで紹介したアク禁連中に共通することがあります。
まずは「空気が読めない」こと。『自分がこの場でこの発言をしたらみんなはどんなふうに思うだろうか？』という想像に欠けている人ばかりです。
行き過ぎた不幸自慢や生い立ち紹介など本人からすれば辛い思い出ですし、アプリで人気になったことは凄いことなのかもしれません。
しかし他人からすれば正直どうでもいいことです。
むしろずれた発言をすればするほどコミュニティの雰囲気は段々と悪くなり、アク禁や追放処分で自分の居場所を失います。
思いやる心が欠けているとも言い換えることができるでしょう。
ネットコミュニティの中ですら上手く活動できない人間が、これから一緒に暮らすかもしれないリアルな付き合いを女性としていくことができるでしょうか？
私は非常に難しいだろうと言わざるを得ません。

そしてもう一つ、ここまで読んで感づいているかと思いますが、彼らは「女性蔑視」「女性批判」の思考を多かれ少なかれ持っているということです。
私が察するに、彼らは多寡の違いはあれどアプリなどで婚活・恋活をされたのだと思います。しかし結果が伴わなかったのでしょう。
何が悪かったのか、何が駄目だったのかという理由を自分に求めるのではなく、原因を女性に向けてしまったのでしょう。いつの間にか女性＝悪、という考えになってチャットでのズレた発言につながっていったはずです。

更に個人的な感想を付け加えるなら「年齢の割の自分はまだ若い」と思っている人は危険だなぁと感じます。
若いと思い込むのは勝手なんですが、３０代４０代の相応の言葉遣いというか文章の書き方ってとても大事なんですよね。４０歳の人が大学サークルのノリで行動してたら痛々しいですし近寄りたくないですよね？

マッチングアプリはマッチングしてからまずメッセージのやり取りが始まります。
３０代男性の最初の挨拶が「こんにちわ！」だけで『コイツ無しメーター』がバク上がりする女性もいらっしゃいます。（記事の内容は私も同感です）

https://note.com/naw_oko/n/n3bad1b7ed580

普段使っている文章や言葉遣いはとても大事です。
食事や交際、それから先に進むにはなおさら大切な要素ですね。

人の振り見て我が振り直せという言葉もあります。
彼らを反面教師にして、自分の婚活を良いものに変えていきましょう。