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偶然が重なって運命になった

中学1年生の私は日本のアイドルに興味を持つようになりました。偶然白石麻衣(しらいしまい)さんの写真を見たのがきっかけでした。その時から漠然と日本という国にロマンを持ちはじめました。ロマンは持っていましたが、日本学を専攻にまでするつもりではありませんでした。今の専攻を選んだ理由はただ大学受験試験の成績に合わせて願書を入れたのが合格したからです。でも今になって気づいたのは、その時の私は自分のことをあんまりよくわかっていなかったことです。確かに日本のアイドルが好きなのはただの趣味だけど、私が何より好きなことです。好きなことだけをしながら生きていくのは無理だと思っていましたけど、日本学を勉強しながら興味を持っている分野について勉強するのがどんなに楽しいことなのかどんどんわかっていきました。好きなことを中心においてライフデザインを決(き)めていくのも良い方法だと感じました。日文日語学部に入学したのは偶然でしたが、今は偶然が作ってくれた運命だと感じています。

今の出会いを記録したのも今までと大きな差はありません。私が好きなことを中心に考えて書いたのがわかります。三つの出会いの中で友達と関連した内容が二つ、そして残りの一つが今推(お)しているアイドルとの出会いです。友達との出会いは新たな自分の一面を気づくきっかけになりました。私は一人っ子で、性格も内面的でなんでも1人でするのが好きでした。だから自然に友達の大事さを忘れていたのかもしれません。でも出会いを記録しながら自分が思った以上に友達に頼っていたことに気付きました。そして三つ目の出会い、今の推しとの出会いは過去も今もそうだったように、多分未来も私の人生で一番大きい部分を占めると思います。推しのおかげで日本語勉強も頑張れたし、交換留学という目標もできて目標に向かって先進することもできました。好きだから辛い時もあるけど、良い思い出がよっぽど多いし、こんなに素直に好きだと、幸せだと思うようにさせてくれる存在があるってこと自体に感謝すべきだと思っています。

なにわ男子
King & Prince


ではこれからの私はどうだろうか。漠然と思っていたのは「分かち合える人になりたい」ということでした。物質的なものでも、感情的なものでも、いい影響を与えられる人になりたかったです。こんな思いを持っていたからこそ人を幸せにしてくれるアイドルが好きになったとも考えられます。正確に何がしたい、こんな人になりたい、ということは考えたことがないけど、確実なのは今好きなことをこれからも好きにいながら自分自身も他人も幸せにしてあげられる人生を生きたいと思います。


今年の六本木イルミネーション

そしてできれば将来日本に住みたいです。実際住んでみると違うかもしれないけど、やっぱり今自分が一番望んでいることは日本での生活だと今回の旅行で気づきました。本当に幸せな時間でした。もっと幸せになるためにこれからも頑張って走っていきたいと思います。

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