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月曜日に憂鬱ならあなたは大丈夫、ということ。

仕事が好きなやつに仕事ができるやつはいない。これはかつての偉人の言葉ではなく、私の言葉ですが、最近特にそう思う機会が多かったので改めて書こうと思いました。

仕事が好き。いつも時間を忘れて没頭してしまう。土日も動くよ。なんでやらないの?俺だったら徹夜してでもやるな。など、自称仕事好きはこんなセリフをよく職場ではいている。最近は働き方改革とかですっかりなりをひそめてきましたが、それでも自称働く事大好きはまだまだ多数いると思われます。

彼らのメンタリティーとしては仕事が好き、というよりは時間内に終わっていない自分を肯定するために、仕事が好きという自分の状態を作り出して、だったら残業してもしかたないよね。という自己承認をしているだけにすぎません。

仕事は限られた時間の中で求められる水準のものを納品する、というのが基本スタンス。だけど、そこにいらないアピールや、怠惰があるだけで、この簡単な仕組みが揺らぎます。仕事が好き、情熱がある、がゆえに他者にも同様のことをもとめ、当然その水準は人それぞれなのでそのたび裏切られたような錯覚に陥ってあいてを下げてみる。

行き着くとこまで行き着くと、自分の熱量についてこれない、からこの会社を離脱する。という姿勢や、または、同じ組織のスタッフに対して、その熱意を非難するなど、社内不和を生みかねない存在になりえます。

自分が辞める分にはいいですが、本来的な仕事のありかたで進めている他者にとっては非常に迷惑な存在だといえます。

というわけで、仕事が好きとか言ってる人は根本的に仕事ができない、と思って、なるべくなら距離を取って進めるといいです。本来的に仕事はつらいものなので、月曜日の朝に憂鬱になっているあなたは逆にちゃんとしてるまとも、という話でした。

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