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日本のまん真ん中🌎日本まん真ん中センター(岐阜県郡上市)

先日"日本のへそ"のまちとして、兵庫県西脇市を紹介しましたが⤴

実は様々な視点から、日本国内には「日本の中央(へそ)」とされている地点・地域が多数存在し、「日本の中央/へそコレクション」には30ヶ所が紹介されていました⤴

NHKの『チコちゃんに叱られる!』では⤴「日本の中心と名乗りを上げているのは確認できているだけでも28か所」とあるとされています。


【日本まん真ん中センター】

岐 阜 県 ~日本の真ん中ぎふ~」より

"人口重心"とは、ある地域に住んでいる全ての人が同じ体重を持つと仮定して、その地域を支えることができる点(重心)のことです。

現在日本の人口重心は、岐阜県関市富之保とみのほ(旧|武儀町《むぎちょう》)ですが、1980(昭和55)年~2000(平成12)年の20年間は岐阜県美並村みなみむら(現郡上市)が日本の人口重心でした。地域おこしの一環で1997(平成9)年に「日本まん真ん中センター」が建設されました。

16年前の2006(平成18)年7月17日(月)に行ってきました🚙車だと東海北陸自動車道「美並I.C.」より2分、鉄道だと長良川鉄道美南線「美並苅安駅」より徒歩18分です。

Wikipedia「日本まん真ん中センター」より

2006-07-17

建物は日時計としてデザインされていて、斜辺部分を北緯35.4度で持ち上がり、垂直部分の全高は美並村に因んで37.3m(美並=み (3) な (7) み (3) から来ている)と"世界最大級"です。

2006-07-17
2006-07-17

館内に入ると円形のロビー「373みなみホール」です。床に日本地図が描かれ、日時計の巨大な金針が当時人口重心地であった美並村を指していました。

2006-07-17
2006-07-17

日時計の巨大な金針の周りには、マスコットキャラクターの博士が日時計にまつわる歴史やトリビアを解説していました。

美並観光協会「円空 時を越えて円空仏は静かに語りかける」より

1Fには、美並村ゆかりの修行僧「円空」の足跡などを研究展示した「円空研究センター」もあります。

2006-07-17
2006-07-17

2Fに行くと、「全国都道府県の人口重心地」や「知って得する名前物語」等のパネルがありました。

2006-07-17

関東型人間か関西型人間かを判定してくれる「東西綱引き判定ゲーム」は今も故障したままのようです😢又、パソコンに苗字を打ち込むとその苗字のルーツを調べてくれる「名前のルーツコーナー」、時速300キロまで出る「長良川鉄道シミュレーションコーナー」など楽しい体験施設もかってはあったようですが私らが行った時には既にありませんでした😢

2006-07-17

2006-07-17

日本まん真ん中センターのマスコットキャラである博士です。

2006-07-17

館外には、日本の重心を示す天秤モニュメントもありました。

日本珍スポット100景
日本の中心・ど真ん中で叫べ!「日本まん真ん中センター」【岐阜】』より

敷地内には「薬草園」もあり、貴重な草木100種以上が植えられています。

YouTubeの「岐阜県珍スポットめぐりの旅 〜日本まん真ん中センター編〜 vol.22」もご覧下さい。日本まん真ん中センターと美並ふるさと館が紹介されています。

岐阜県美並村(現郡上市)が日本の人口重心であった1980(昭和55)年~2000(平成12)年の20年間、日本まん真ん中センターの周辺を「真ん中の里」として整備し、「日本真ん中」花火大会、同秋祭り、同マラソン大会などを開催したり、「へそまんじゅう」、「ど真ん中ラーメン」などを販売するなど、”日本のまん真ん中”を最大限に利用してきたのに。。。東京を中心とした首都圏の一極集中が進み東日本の人口増の中で、2000(平成12)年の国勢調査の結果、人口重心地が東隣の武儀町(現関市)に移動してしまい、美並村は日本のまん真ん中という売り物を返上することになるとは悲しいですね😢

日本まん真ん中センターの総工費は22億5千万円で、毎年施設維持の為に3千万円が投入されているとか😲現在、日本のまん真ん中では無くなったものの、同センターは500人収容の多目的ホールや会議室、図書室を設けた多目的施設として利用されていますが、また日本のまん真ん中として再び返り咲く日が来るといいですね。

他の日本の中央(へそ)巡りもして行きたいです~


#一度は行きたいあの場所 #日本の中心 #岐阜県 #郡上市 #美並町


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