マガジンのカバー画像

君羅文庫

45
毎日一冊の本を紹介するマガジン「君羅文庫」 その日読んだ本の中から記憶に残る一文を書き出して感じたことを綴ります。
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

『無職、ときどきハイボール』 酒村ゆっけ、 #君羅文庫

お腹が空いている時に、お酒が飲みたいなという時にこの本を読むと、もっとお腹が空くし、もっとお酒が飲みたくなっちゃいます! そしてこの本を月曜の夜に本屋さんで買って電車の中で読んだ僕は、電車の中でニヤニヤして読みながらも、あぁ今日読むんじゃなかったと後悔したのでした。 でも週末に読むには最適な本なんです。 そして最後のページの写真がずるい! ありゃ飲みたくなるでしょ! お酒が禁止されちゃうような窮屈な世の中ですが、あぁ今日はなんだかお酒が飲みたいなぁと思ったら読んでみ

『探究する精神 職業としての基礎科学』 大栗 博司 #君羅文庫

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長であり、カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授、ウォルター・バーク理論物理学研究所所長も務める物理学者大栗博司先生の半生を追うことで「探究心」について考えることのできる1冊 大学生・大学院生の学びについて、研究者としての考え方と行動について書かれており、まさにこれから大学生活を始める1年生、研究を本格的に進めていく大学院1年生は、この本を読むことで学んでいくことがさらに楽しみになるんじゃないかと思います。 本書

『東大教授が教える独学勉強法』 柳川 範之 #君羅文庫

めちゃ良い本です。 問題の解答テクニックを身につけ、テストで高得点を取るための勉強から、これからの時代で求められる「答えのない問い」に自分なりの答えを出すための勉強について知ることのできる本だと思います。 管理栄養士の資格を取るためには、国家試験に合格するための勉強が重要になのは間違いありません。しかしその明確なゴールとは別に、自分が管理栄養士としてどのようなことができるようになりたいのか?といったことを自分で考え、そのゴールに向けた学びを日々実践していくことも大切だと思