イラストが売れないのは自分のせい【イラスト販売で大事な軸とは?】
思い付きでイラスト販売を始めるのは、インドへ自分探しの旅に出るのと似ている
何やらイラスト販売が儲かるらしい・・・。
最近始めている人も増えてるし、自分もできるかも?
イラスト描くの好きだし、主婦でもできるらしいし!
そんな感じでヌルっとskebやココナラでイラスト販売を始められた方は、こちらの記事をぜひご覧下さいませ。
なぜならば、絶対に後で行き詰るからでございます。
インドへ自分探しの旅に出て、本当に自分を見つけられた方は一体何人いらっしゃるのでしょうか?お腹を壊して強制デトックス☆というのは頻繁にお聞きしますが、生まれ変わったというのはあまり聞きません。
何となくで始めても、それは続いていきません。
勇気をもって始めたのだとしても、思い切ってやってみたのだとしても、「軸」がないと立っていられなくなります。
今回は改めて「あなたのイラスト販売の軸」について考えて参りましょう!
イラストが売れないのは自分のせい
辛辣なタイトルにしましたのは、努力されて悩んでいらっしゃる皆さまにきちんと現実の問題を見て頂きたいからです。そこができないと問題が解決しないのでございます。
「なぜ売れないのだろう?」「あの人は人気なのに・・・自分とどこが違うの?」「AIとか最近はデジタル技術もたくさんあって、うまく誤魔化している人も多いしな・・・」「この人は運が良かったんだ、ズルい」
色々とお考えになるのは分かりますし、原因はひとつではございません。ですが、一番の原因はあなた自身。
イラストは買わなくても死なないですし、生きていくうえで必要ではないものでございます。つまり、すごく売りづらい商品なのです。
食べ物や医療関係、日用品など必ず必要なものは全人類に需要がございますが、イラストはそうではありません。
それでも売るには、売れる理由が必要でございます。価値を生み出すということが必須なのです。
それをされておらず、ただ漫然と「儲かるらしい」ですとか「楽しそうだから」などのフワッとした意識で始めるので上手く行かなくなります。
飛びぬけた才能や強運があれば、もちろんそれでも上手く行くことがございます。宝くじに当たる人もいるのと同じ。ですが、再現性のないものを追求してもスピリチュアルなことに傾倒するばかりで意味がございません。
イラストが売れないのはあなたもお客様も、あなたのイラストに価値を見出せていないからです。
全てはあなたが原因でございます。周りではなく、あなた自身をもっと追及して参りましょう!
これは「あなたが悪い」と言っているのではございません。良いことも悪いことも、全部あなたが起因となっている、という意味です。だから、良い原因となるために考えていくのです。
イラストを描くのはどうして?
有名な精神科医の先生がおっしゃっていたのですが「定数を動かそうと頑張る人が多い」というお話を聞いて、なるほどなと思いました。
円周率などの数学的に決まっている数値のことを定数と言います。
「私は円周率が3.14なのが納得できないので4.25とします!」と言ってもそれは無理なお話でございます。
先生のお話ではどうにもならない事(他人の考え、世間の常識など)を動かそうとして苦しくなるという内容でしたが、わたくしはこれを聞いて「定数を決めておく大切さ」も学びましてございます。
円周率が決まっていないと、円の面積は計れません。
イラストも描く時の「定数」を決めてないと描けなくなっていくと思うのです。目標もなく、理念もなく、ただ描いているだけでは意味がなくなっていってしまいます。
その「定数」こそあなたがやりたいことの軸の部分であり、イラストに価値を生み出す大切な部分でございます。
今どこへ向かって進んでいるのか
あなたは今どこへ向かって進んでいるか分かって歩まれていますか?
▼ そこを一度掘り下げて参りましょう。
いかがでしょう?
この4番のところでちゃんと「なりたい自分」に向かう答えになっているか?それが重要でございます。
自分の軸である定数の設定
4.で「なりたい自分にふさわしい答えじゃなかった・・・( ;∀;)」という方も大丈夫でございます。そもそも、ここがばっちり「なりたい自分にぴったり!」の方のほうが少ないでしょう。
わたくし、きみおりの場合を見て参りましょうか。
1.でイラスト販売を始めたのは「もっとたくさんの人にイラストを描いてあげたい!喜んでもらいたい!」でした。ですので、初めは1000円程度の超低価格でほとんどビジネス的には何も考えずに初めましてございます。
2.ではご購入下さったお客様が喜んで下さるのが嬉しくて「調子に乗った」からでございます(笑)。わたくしは自分のイラストが大好きですので、それをお客様も好きだと思って頂けたことに感動し、「やっぱり自分のイラストには価値があるんだ!」と感じて、イラストを販売するということに意味を見出しました。
3.は生まれてからこのかたずっと好きなことだから、でございます。
4.「なりたい自分」には・・・、はい、ふさわしくはございません!わたくしがなりたい自分は、何となく趣味半分で楽しくやっているのでも、儲け主義でバリバリ描くのでもなく、「生涯楽しく豊かにクリエイト!」していける自分でございます。
生涯楽しく豊かにクリエイト、とは具体的にどういうことなのか?
わたくしが考える楽しく豊かにクリエイト、は「誰に何を言われても自分が楽しく幸せでいられること」「経済的にゆとりがあって、そのゆとりが好きなことで形成できていること」「創造性を生涯に渡って持ち、精力的に活動を続けていけること」
それが軸であるのでしたら、そこが変わらないように行動をしていかないと意味がございません。違う答えを導く公式を頑張って解いているようなものです。
わたくしももっと自分の軸に沿った行動をすべきですね。皆さまはいかがでしたでしょうか?
あなたの定数はなに?
「イラストが売れない」「描いていても楽しくない」「仕事でもらったイラストを描くのが億劫」「締め切りが迫ってきてやっと描く」「期限内に描き上げられない」「趣味絵を描きたくなる」「ゲームや他事をしてしまう」
これらすべて、自分が何を目的で描いているのか?売っているのか?が迷走している状態でございます。
ご自身がやりたいことなら、楽しくてどんどんできるはず。売れないのはどこかで戦略を間違えているから。ましてや描くのを先延ばしにするなんてことは本来ないはずです。なぜなら、あなたがやりたくてしているはずだから。
skebで納品率が低い方に多いのが「本当は描きたいわけでもないのに、リクエストだから、お金になるからとりあえず引き受ける」といったもの。
こちらはクライアント様に失礼です。
とくにお上手でリクエストをたくさん頂ける方に多い傾向がございます。イラストのリクエストが「運命の出会い」ではなくて「作業」になってしまっている方。リクエストを受けることが作業になり果てているのです。
その方にお伺いしたいのです。「心の底から楽しんでいますか?」と。
お金が頂けるというのは、もちろんありがたいことです。それを目的としても別段悪いわけではございません。ですが、描き進められないのでしたら、気乗りしないようでしたら、何かがズレています。
あなたの定数の設定、間違ってはいませんか?
軸をしっかり持ってやると全然世界が違って見える!
わたくしはある時から気持ちを入れ替えてきちんと収益を考えてイラストを描くようになりましてございます。
そうして、自分の理念に反するお仕事は受けないようにし、自分が本当にやりたい事を目指すようになりました。
先ほどのワークではまだ理想の自分にふさわしいとは言えませんでしたが、それ以降ずいぶんと違ってきております。
ゲームのやりたかった仕事ができました。
収益も月20~30万円は安定しております。
起業している仲間も増えました。
素敵なお客様とたくさん出会えています。
同じクリエイターの人に向けて発信もできています。
やりたい事が毎日どんどん増えています。
毎日楽しく、絵を描くことができています。
わたくしの生涯豊かに楽しくクリエイト!という目標設定はわりとゆるくてフワッとしておりますが、その大きな枠の中にたくさんの具体的な目標が生まれます。
それをしっかりとこなしていけば、自然と売り上げも立つようになりますし、自分の思った方向へ行けるようになります。何よりわたくしがそう信じています。
自分の決めた定数を動かさずに、求める正解の公式を解いていきましょう!
上手くいくのも、自分のせい
売れないのはあなたのせい、と申し上げました。
逆に言うと、売れるのもあなたのせいでございます。
自分の軸をここと決めて、自分の定数は動かさずにできることを真剣に必死になってやっていく。
ただ何となくやっている方より、圧倒的に差が出ます。
インドに旅立たずに、日本でちゃんとやるべき事を致しましょう。もちろん、インドに行っても良いのですが、それはただ楽しんで行くべきです。
今回は少しタイトルがキツイな・・・と思って躊躇しましたが、思いが伝われば良いなと思っております。
しっかりとご自身と向き合って、軸を定めて参りましょう。この記事で何かそのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
スタンドFMではクリエイターさん向けの配信をほぼ毎日しています。
レターにてご質問やご相談もお受けしております。
匿名でも全然OKですので、何かありましたらきみおりにお聞かせ下さい。
Xではちゃんとイラストを描いているなあ、という確認ができます。笑
こういう発信をされていても実際は描かれてないし全くスキルがない、という方も多くいらっしゃいます。描かれてないから全てダメという事ではございません。ですが、実際に仕事をしているからこそ分かることがあると思い、実体験に伴って書いております。
※ご依頼希望の方
申し訳ございませんが、イラストをご希望のクライアント様は以下のラインへご登録頂けますと幸いです。上記はクリエイター向けとなりますのでご了承下さい。
▼ご依頼専用アカウントのXもございます!
ラインご登録者様を優先してご案内致しますが、こちらから受付状況をご確認頂く事が可能です。
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