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好きなもの【お下がり編】

ずっと大切にしたいものはありますか?

需要あるか分からないけれど、好きなものを綴っていくシリーズ。

第7回の今回は、【お下がり編】です!

みなさんは「お下がり」に、どのような印象を持ちますか?

わたしは小学生の頃、よく親戚や近所のお姉ちゃんからお下がりの洋服を頂いていました。紙袋いっぱいに可愛い洋服をもらえるのが嬉しくて嬉しくて!
近所でお下がりのやりとりがあるのって田舎だけですかね?笑

中には、当時人気だったエンジェルブルー(なつい!)やメゾピアノ(なつい!!)といったキッズブランドのお洋服をもらえることもあって、すごく嬉しかったなあ。。

そんな「お下がり」ですが、大人になった今でも大切にしているものがいくつかあります。
今回はそのうちいくつかご紹介します。


その1.ボーダーのトップス

まずはこちらのボーダーのトップスです。

ボーダー大大大好き!


これはほんとにお気に入りの一着。なかなか見ないデザインではないでしょうか。

それはそのはず、母が昔着ていた服です笑

since 1984ということは…?

ブランドはSIM SPORTSというみたいです。
ググっても出てこなかったので、もう今はないのかな?

高校卒業後に一人暮らしをすることになり、それまで制服生活がメインだったため私服があまりなく、大学で着る服としてもらいました。
母が買った当時は、そこそこの値段だったそうです。
いいものなだけあって、長持ちしています。
確かに、よく考えれば30年くらい前の服なんだよな…笑

水色のボーダーと、レースの組み合わせ、丈感が絶妙で今でも春秋を中心に大事に着ています。

これを着て実家に帰ると、母が喜ぶんですよね。
「これ着てガソリンスタンド行ったらさ、店員のおばちゃんに、その服可愛いから車から降りて見せて!!って言われちゃってさあ!」というプチ自慢エピソードが一緒についてきます。
この話、20回は聞きました笑
ほんとにお母さんって、同じ話何回もしますよね。可愛いからいいけど!

母にとっても思い出のある服を、今こうして娘であるわたしが着ていて、、
大事にお手入れをしていれば、長く着ることができる。
ファストファッションが主流の昨今、ワンシーズン着たら手放すなんてことも多いかと思いますが、改めてお下がりっていいなと思います。


その2.デニムジャケット

続いてはこちら。
デニムのジャケットです。

これは正直誰からのお下がりかが分かりません。笑
というのも、田舎というかわたしが育ったコミュニティではお下がりがローテーションすることが多く、結局元は誰のだっけ?みたいになっていました。
なので、多分あの人のだなというのはあるのですが明確には分からないということです。

このジャケットは色がすごくカッコよくて、デニムジャケットによくあるブルーでもなくグレーでもなく、何色と表現していいか分からない絶妙な色合いが気に入っています。

あと、デニムジャケットってわりとカジュアルめの印象がありますが、これは着るとカジュアルとフォーマルの中間な雰囲気になります。
他にはない感じがお気に入りです。

パンツにもスカートにも合うし、マニッシュ系の服装にはもってこいな感じです。
多分これもお高いものだったんだろうなと思います。
仮に今のわたしがお店でこのジャケットと出会ったとしても、お値段を見て諦めちゃうんだろうなあ。

やっぱり、お下がりに感謝です。


その3.フィルムカメラ

三つ目はこちらのフィルムカメラ。

今やフィルムカメラはレトロの部類ですが、わたしが小学生くらいまでは割と使われていたと思います。
これは父から譲ってもらったもので、これも当時は相当高かったはず…
小学校のイベント時には大活躍でした。
運動会で爆走する様子、学習発表会で演奏する様子、入学式・卒業式などなど…たくさんの思い出を切り取ってくれたカメラです。
兄妹みんな大人になってしまって、親が写真を撮る機会が減ってしまったこともあり、わたしに譲ってくれました。

カメラについて詳しくないですが、「MINOLTA」というメーカーのものです。
コニカミノルタのその昔の名前ですね。
調べたところ、コニカミノルタはカメラ事業からすでに撤退しているようです。
このカメラ、ある意味レアかもしれません笑

使い方は、カメラの勝手が分からなくても簡単です。オートでピントが合うのでシャッターを押すだけ。ほんとは色々設定とかあるんだろうけど…笑

フィルムカメラなので、シャッターを切ってもその場で撮った写真を確認できません。
規定の枚数を撮り切って、巻き取り終わったらカメラ屋さんにフィルムを預けて、現像が終わるまでのお楽しみ。
このワクワク感がたまらないんだよなあ。

カメラの後ろ側
パカっと開けて。ここにフィルムをセットします

昔はコンビニにもフィルムが常時売っているのが当たり前でしたが、今はカメラ屋さんに行かないと売っていませんね。価格もだいぶ上がっています。
ただ、フィルムからデータ化してスマホに転送できるようになったので、便利になったもんだなあと思います。写ルンですなんかも手軽で人気ですよね。

このフィルムカメラで撮る写真、すごく味があって大好きです。
何気ない日常生活はもちろん、特別な日に手に取って写真を残すようにしています。

実家
ワタッコ

フィルムは枚数が限られているからこそ、1枚1枚が大切になります。

最近は友人の結婚式で、たくさん撮りました。
カメラをのぞいて、シャッターを切るたび泣きそうでした…花嫁姿、きれいだったなあ😢


その4.サングラス

最後はサングラスです。

これも父からもらったもの。

かの有名なRay banの相当昔のモデルです。
これも30年くらい前のものだろうな笑

よくみるとRay Banの文字

このサングラスの何がいいかというと、かけた人全員似合うことです。
わたしは、ザ・アジアな顔立ちで、鼻が低く、似合うサングラスを見つけるのが難しいのですが、これは驚いたことにピシッと決まる(気がする)んです。
きっと鼻の高い方でも似合うと思います。万人にあうサングラスってなかなかないんじゃないかな。

デザイン性にも長けていて、ちょっと小さめのレンズがかっこいいんだよな〜!
サイドに少し厚みがあるので、横からの光も抑えられます。機能性まであるんかい!

わたしはドライブ中にかけることがほとんどなんですが、気分は映画レオンのジャン・レノ。
太陽光を抑えつつ、弱気な人間でもちょっと強気になれる、このサングラスはずっと大事にしていきたいなと思います。



お下がり まとめ

今回は4つ、わたしが大事にしている「お下がり」をご紹介しました。
どれも何十年も前のものですが、今でも現役できらきらしています。
手間ではあるかもしれないけれど、お手入れひとつで長く使えるものってたくさんあるということです。

わたしがお下がりをもらって嬉しさと思い入れを持っているように、いつか誰かに長く使ってもらえるようなものを拵えておかないとな。笑

実家はお下がりの宝庫です。たまの帰省の時にでも、使えそうなものはないか探してみるといいかもしれないですね。

では、また✋

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