気ままな会話で脳をリフレッシュ!
昨日、用事があって外出した流れで、馴染みの音楽バーに顔を出してきました。
個人がやっている小さなお店です。
6~7人でカウンターは一杯になるぐらいの、程よい空間。
常連客同士は顔見知り。名前(呼び名)も知っています。
たまたま行き会えば、「久しぶり」「どうしてる」なんて、気さくな声を掛け合う雰囲気です。
言ってみれば、大学の趣味サークルの部室みたい。
年齢も職業も、住んでいる地域も違うけれど、馴染みのバーという空間を通して出会う仲間。
大人になると、どうしても仕事がらみとかのつき合いになりがちですが、この場所では、それが縛りにはならないんですね。
もちろん、仕事仲間を連れて来る方もいます。
それはそれで、もちろんOK。
店に合わないような人を連れてくる人はまずいないので。大人の判断ですね。
夜のバーは非日常空間です。
それが面白くて楽しくて、30代頃からずっと、こういう小ぶりなオーナーバー通いを続けています。
そこは一つのコミュニティです。
お店の個性やオーナー(マスターやママ)のキャラクターに惹かれて集まって来る人たち。バーと言う空間で、たまたま隣り合い言葉を交わす相手。
人間関係のしがらみとはまた別のつき合い方、スタンスがあります。
何かしらの暗黙のルールというか共通認識、共有する価値観があります。
それは紙に書き出して壁に貼っておくようなものではありません。
繰り返しお店に通う内に、自然と飲み込んでいく大人のマナーです。
でも、これがわからない人も当然いて、そういう人は(悪気はないのだろうけれど)お店の雰囲気を悪くしたり、他のお客に不快な思いをさせたりするんですね。
コーナーがそれとなく注意して気づいてくれる場合はいいのですが、いくら言っても理解できない人もいて、そうなると最終宣告が出されます。
「出入り禁止」略して「出禁」です。
まあたいていは、よほど目に余ることがない限り、そこまでには至らずに落ち着くものですけどね。
さて、昨夜は、おなじみの女性客とマスターと、あれこれ話の赴くままにお喋りをして楽しい時間を過ごし、ほろ酔い加減で気持ちよく帰宅しました。
こだわりの話をするのもいいけれど、気の向くままにあれこれと喋るのもいいですよね。脳がほぐれる感じがして、リラックスできます。
そんな会話を楽しめるのも、馴染みのバーと言う空間の持つ魔法のおかげかもしれません。
だからバー通いはやめられないのです。