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言葉のトリセツ

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言葉とは意識であり、世界を捉えるためのツールです。 言葉は深く無意識に根差しています。 たった一言で人を死に追いやることもできれば、地獄のような状況の中にある人に希望の光を与える… もっと読む
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#イメージの具現化

なぜ「書く」ことが大事なのか?

昨日の記事『言葉に命を吹き込むって、どういうこと?』では、心の中のイメージを言葉に変えてこの世に生み出すことについて、お話ししました。 今日は、その続きです。 * “ことば” を使って、自分の外側にイメージを実体化し自分を創造する方法は二つあります。 二つある、というか、この二つしかありません。 ですよね? そして、もしあなたが、自分を創造することに強くフォーカスしたいのなら、絶対的におすすめなのは「書くこと」です。 ・ ・ ・ 語るだけでは、なぜ足りない?  な

言葉に命を吹き込むって、どういうこと?

この文句、聞き飽きた(見飽きた)という人、手を上げてくださ~い(笑) 書籍でもネット上でも、特に自己啓発系の文脈で、掃いて捨てるほど語られて、書かれていますね。 そもそもが聖書に書かれた言葉ですが、解釈が間違っているとかで。誤用(あるいは悪用?)されている節もないわけではないようです。   ま、それはさておいて―― すでに耳タコのこの言葉から出てくる決まり文句が、これですね。 はい、こっちもウンザリするぐらい声高に言われ続けています。 アファメーション、新月の願いごと

言葉があなた自身を創る~その仕組みとは

ネット上での発信について書いたこの記事について、おじぞうさんことスギオカさんから、こんな嬉しいコメントを頂きました。 とにかくコトバを愛するわたしとしては「汚い言葉」ぐらい不快なものはありません。だからTVのバラエティ番組とか苦手だし、Twitterも見るに耐えないことが多くて哀しいです。 * 自分の発した言葉って、全部そのままそっくり自分に返って来るんですよ。そして、人の発した言葉も自分に影響する。 これは脳のデフォルトなんですよね。 顕在意識は自分と他者を区別して

神様が読者です

ネット上で文章を書いたり喋ったりする時、「誰に向けて語っているのか」を意識しなさいとよく言われますよね。 普通は自分の想定読者、あるいはつながりたいと思う相手をイメージするのだろうと思うのだけど、こんな風に考えてみるのはどうでしょう。 * 語り掛ける相手は、神様。 天でもいいし、宇宙でもいいし、自分のハイヤーセルフでもいいですね。 つまり、そういった高次の存在と言うべき何者かに向かって語る。そんな気持ちで文章を綴ってみるわけです。 それで何が起きるかと言うと――