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クソリプとギャンブルと風俗にいくことでしか快楽を得られないあなたへ

「人生を豊かに生きるための●●10選!」「仕事に大切な心得5選!」「彼女ができない●●な10個まとめ!」

Xでこんな見出しで画像が貼られたポストがリポストされたりブックマークされたりするのを見ると、「そんなに世の中簡単じゃないわ。アホが」とつくづく感じる。

私が書くとしたら「高卒でも幸せで豊かな人生を送るための10選!!」とか画像に貼ってポストすればバズるのかなと考えてしまうが、10選に絞りきれるわけがない。自己啓発本みたいに万人にやんわり刺さって「あぁ、これを読んだら、あすから頑張れそう」と思考停止ポストでしかない。あれでインプ稼いで銭が入ってくるんだから、因果な商売だなぁと。

私はマニュアル・ハウツー・ノウハウという言葉が好きではない。オリジナルという言葉が大好きな金髪おじさんである。自己啓発的な数十年使い回されている何のオリジナリティもないハウツー・ノウハウよりも、「うわ、この人の考えオリジナリティーがあっておもしれー!」と感じちゃう人の考え方をもっと知りたい。

そんな考えでずっと生きているから、SNSが年々つまらなくなっていく。Xを始めたの2009年当時はXのスマホアプリがおそらくなかったので使いこなす人も少なく、健全な空間だった。ポスト一つ一つも手触り感があった。

スマホがこれだけ普及して、誰もが気軽にXを使う空間になればなるほど、書き方を考えずに書くと「バカとアホ」が湧いて出てくる。こういう連中のポストに書かれた言葉は匿名だし、意見を見てもそもそも日本語が理解できてないから、見ていてものすごく可哀想になる。ホリエモンにウザリプで絡んでくるほとんどがそれ。

SNSはバカとアホを、というか人の感情と日本語が理解できない人たちを可視化させてしまった。感受性豊かな著名人が、こいつらのフリック入力した「しね!」をまともに受け続けて不幸な結果になってしまう。

この人たちにつける薬はあるのだろうかと、考えるのだけど、ないんだよね。

私は小学生の頃から、クソやろーな大人をたくさん見てきた。父親が働いていた新聞配達店にて家族住み込みだったので、配達員の大人と自然と交流する。令和は知らんが、昭和末期〜平成中期の新聞配達員はまさに多様性といわんばかりの大人が毎日新聞を配り続けていた。

アル中のおじさん配達員もいたし、シンママリストカット配達員もいた。夜逃げ配達員も年がら年中いた。いったいどんな人生を歩んできたんだろうと。生まれた環境は選べない。親は選べない。人生に絶望しながら朝4〜6時に朝刊を配っていたのだろうか、ちょっとでも幸せな人生に希望を託しながら夕方4〜6時に夕刊を配っていたのだろうか。

最近、漫画家の青木雄二氏の「ナニワ金融道」を読み返すのに始まり、彼の短編集やエッセイを読み込んでいる。人間社会には格差がある。民主主義国家が生んだ格差がある。覆しようのない格差。底辺にいる人間が這い上がっていくための術と所作を読むと、人生はまだまだ希望があるのと感じる。

ただ、感じただけではダメなんだよ。底辺の人間がまっとうな社会生活を送るには平均値の何十倍もの研鑽を積まないといけない。底辺には研鑽を積むという環境がそもそもない。だからその環境を24時間の中で捻出しないといけない。でも、環境を作ったとて、上に行けるとは限らない。むしろ上にいける確率のほうが少ない。

この社会は残酷だ。平均より上に行くための所作や術は底辺連中には教えてくれない。教えるはずがない。人の感情がわからない、日本語も読めない、そんなヤツらが上に来たら、秩序が乱れるからだ。

青木雄二氏は45歳で漫画家デビューを果たし、人生を大逆転させた。彼の漫画や言葉には定年で生きる連中が唯一上にいくための金言が詰まっている。正直、僕も底辺よりちょっと上にいたくらいの環境で生きてきた。幸いにも、マスコミ業界で働くことができて環境が変わって、「上に行くって、こういうことなんだ」と感覚をつかめたんだよ。

私のような学歴のない人間、昭和末期でそこまで豊かな家庭環境じゃなかった人間が社会を生きる術で学んだことはたった1つです。




常にニコニコ笑顔でいてください。





人が寄ってくる人になりましょう。


それもまた快感を得られますよ。






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