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主人公になった日

推し(便宜上)が主人公の作品が決まった。
人気漫画。漫画が好きな人ならタイトルくらい聞いたことがある作品。私も少し読んだことがあった。

キャスト発表の日は、ちょうど好きなキャラの誕生日。ソシャゲ内のガチャを引いたら一発で生誕カードが出た日。ガチャに喜んでいたら主人公になっていた。更に喜んだ。大きな声で「見てくださーーーーーい!!!!」と叫んだ。近所の人は見てくれただろうか。


とにかく主人公は突然だ。発表されてからは怒涛だった。
そもそも推し(便宜上)はイベントが多いため、金銭や時間的に地方は叶わなかった(1現場は急すぎる、1現場は延泊できない日程)。でも、行ける距離の上映会や舞台挨拶は観に行った。

とにかく嬉しかった。
推し(便宜上)の顔がとにかく好きで、この顔が今期最高の顔!と常々思っている。

だからこそ、作品にちゃんと触れたかった。
今までもそうしてきた。出ていたら見る。感想をツイートする。性に合う合わないはともかく。とにかく触れられる作品は見て、聞いた。


それが顔で売ってるわけじゃない推し(便宜上)へ免罪符の気持ちだった。何かあると顔がかっこいいばかり言ってごめんなさい。本当にかっこいいからついつい言ってしまう訳で……。
そんな気持ちから来る私なりの気持ちだ。


いつの日か、
推し(便宜上)がラジオでポロッと言った
「マイク前で芝居するためなら何でもする」
この言葉がずっと胸に刺さっている。

マイク前でお芝居するのが本来の仕事だと思っているなら尊重したい。顔が好きだけど、本当はそれが仕事なんだって忘れないでいたい。

前述したが推し(便宜上)は、イベントにたくさん出ている。動画コンテンツにも参加している。それに付随してCDを出したり、毎年アクスタがいくつも出たりする。

マイク前でお芝居をするためにしてくれているなら、本来の仕事であるお芝居にはしっかりと敬意をはらいたい。

だからこそ、今回の作品はたくさん見て、触れて、笑って泣いて、作品そのものを楽しみたい。楽しむことが私なりの敬意のはらい方だ。とはいえ、1話だけでもまあまあな回数見た。すでに結構、楽しんでいる。

でも、まだまだ!あと半年もある。
半年もお芝居を見られることが嬉しい。
そう思ってしまう。


この作品を楽しんだ先に、熱量が消える瞬間が待っているかもしれない。いや、待っている。
だからその時までは楽しく楽しく狂っていたい。あと半年、よろしく頼む。


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