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9/28納得健康塾体力測定~振り返り~


こんにちわ、医療系任意団体きみがための日高です。

9/28実施の「ホクノー健康ステーション/納得健康塾体力測定会」にお越しいただいた皆様本当にありがとうございます。
合計で70代~80代の11名の方に参加頂きました。誠にありがとうございます!
今回実施で分かったこと、これから皆様にきをつけてほしいことなどなど書いていこうと思います。

~目次~
①体力測定の重要性とは?

  • なぜ高齢者に体力測定が必要なのか

②体力測定のやり方と結果の見方

  • 測定する項目(握力、歩く速さなど)

  • 結果をどう理解し、日常生活にどう活かすか

③これからの健康維持のためにできること

  • 測定結果をもとにした簡単な運動や生活改善の提案

  • 健康を守るための日々の工夫

①体力測定の重要性とは?
●なぜ高齢者に体力測定が必要なのか
高齢になると筋力や体力が自然と低下し、転倒やケガのリスクが高まります。ホクノー健康ステーションに通われている皆さんは日常的に健康志向が高く、元気な方が多い印象です。定期的な体力測定を行うことで、自分の体の状態を正確に知ることができ、どの部分が弱っているのかがわかります。
僕等身体の専門家が関わることで数字がなにを意味するかを御伝えすることができ適切な対策を取ることができ、健康な日常生活を続けるための第一歩となります。
②体力測定のやり方と結果の見方
今回は、握力測定・片脚立位・垂直ジャンプ・FRT(ファンクショナルリーチテスト)
5回立ち上がりテスト・最長発声持続時間・30ml水飲みテスト
オーラルフレイルチェックリストの8種類のテストを用意しました。
<結果>
全体の結果を見ると厚生労働省発表の年齢別の数字と比べると全身筋力はほぼ平均程度
足の筋肉については平均以上の結果となりました。流石です!
しかし年齢80代になると数字は落ちます。これは加齢と共に筋肉量だけでなく、病気の既往や心肺機能の低下により「無理できない身体になってきた」と言えると思います。今回の参加者の中には病的な数字の方はいなかったのでそこはほっとしています
●結果をどう理解し、日常生活にどう活かすか
結果は数字です。この数字がなにを意味するかまでかんがえることが大事です
結果だけいうと今回の参加者は
「口周りの筋力低下があるが全身、特に足は年相応又はそれ以上に維持が出来ている素晴らしい方々」
となります。
ただ関節や骨、血管や内臓はなかなか鍛えられません。
数字がいいから無理できるのではなく、できる範囲で活動を広げていくことをおすすめします
③これからの健康維持のためにできること
・測定結果をもとにした簡単な運動や生活改善の提案
1)オーラルフレイルについてはかなり気になります。
<予防として>
日本歯科医師会がこのようなプログラムを推奨しています
WEB版
↓をクリックして頂くと別ページに飛びます
(引用元:日本歯科医師会より)
https://www.jda.or.jp/oral_frail/2020/pdf/2020-manual-06.pdf

2)運動習慣の継続
ホクノー健康ステーションが月曜~金曜日まで午前中プログラムを行っています。
継続して参加することをおすすめします。
身体を動かすことはもちろんですが、顔見知りをしゃべるとか買い物をするなど
日々の刺激が心身を健康にすると私は考えます。

~おわりに~
僕ら療法士は身体のプロですが、運動だけで全てを解決できるとは思っていません。(運動だけしとけばいいと言ってくる療法士は要注意です)
食生活、運動習慣、社会とのつながり、皆さんを取り巻くすべての環境が皆さんの健康に影響を与えています。
健康とは「完全な 肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」と公益社団法人 日本WHO協会で定義されています

これからも皆さんの健康のお手伝いをさせてください

医療系任意団体「君がため」では、リハビリ専門資格を持っているメンバーが専門的な視点から、高齢者・シニアに役立つ情報を発信しています。ぜひほかの記事もご覧ください。
団体名称:医療系任意団体「君がため」
公式HP:https://kimiga-tame.com/
SNS:https://www.instagram.com/kimiga_tame2023/
団体概要:医療系任意団体君がためは、主に介護予防や健康促進を目的とした活動を行っています。特に、介護予防に焦点を当てた「納得☆健康塾」という健康教室を毎月開催しており、参加者に対して身体の使い方や介護予防法を実践的に学ぶ機会を提供しています。
ご連絡先:info.kimigatame@gmail.com
メディア取材など歓迎です!


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