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50代は人生の軌道修正するタイミング

こんにちは
幸せになる脳を育てる
カウンセラー/コーチ 宮田です。

もうすぐ三月ですね。
わが家には豪華な雛飾りがないのもありますが、アレって飾るのもしまうのも大変そうとつい思ってしまうので、アレを飾るのが楽しみと言う方もおられて尊敬します。

時代と共に、雛飾りの意味も変化していきますが、幸せを願う祈りが込められたお雛様。

みんなの幸せを願い、お雛様を飾りました。

ネガティヴな情報はより脳に記憶される

今は変化の激しい不確実性の時代、先の見えない予測できない世界にいると人は漠然と不安を感じてしまいます。

さらに生物は自分や子孫が生き残るための情報を記憶に残しやすいので感情の動くネガティヴな情報はより脳は重要と判断し記憶されるシステム。

知らないところに行くと不安になるし、初めてのことをする時はドキドキ、ザワザワして、大きく感情が動きます。
すると危険が迫ってるかもしれないと脳内でアラートが鳴り、変化しないように現状維持しようとします。

そうやって生き延びてきた歴史があるので自然な反応なのですが、このシステムは変わりたい時には厄介者に。

だって、それは本当に危険とかではなくて、知らないこと、初めてのことをする時に起こる自然な反応なだけだったりしますから。

そして、これだけ変化のスピードが大きく、価値観も変化しているにも関わらず、頑なに変わりたくないと、変化を悪に感じることもあるようで、人によってはネガティヴ情報を見ない聞かない、無かったことにしようとしたりしますが、それはそれで不安です。

どう考えても以前の価値観が今の時代に合わなくなって、生きづらくなって

それなら脳や心、認知の仕組みを知って何が起こっても大丈夫、どんな環境でも幸せになれる人になることが大切なんじゃないかと思うんですよね。


「幸せな子」を育てるのではなく
どんな境遇におかれても
「幸せになれる子」を育てたい。

上皇后美智子様のお言葉

このお言葉は子育てだけでなくて、人生100年時代なら折り返し地点にいる50代にも響きます。

幸せになれるかどうかは周りの影響もあるとは思いますが、認知の問題が大きい。
それと自分の本当の望みとかが分かってないと環境がどんなに整っていても幸せとは感じられないんじゃないかと思う。

それに子どもの頃と大人になってから、さらに歳を重ねてからでは求めるものは違ってくる、さらにいうと幼少期は生存戦略的なものが強く働いているし、時代により価値観は変わるし、、、今までと同じ価値観、固定観念でこれからの日々を過ごすことはかなりリスキーなのでは。

脳や心、認知の仕組みが分かっていないと感情に支配されたり、心理的な柔軟さがなくなってガチガチに固定観念に縛られたり、身動きが取れなくなったりしてしまうし、自分では気づかないし、人はホメオスタシスが働くのでそもそも変化しにくいのに、変わろうとしたらアラートが鳴って阻止しようとするし。

実は自分の意思だけで変わるのって無理なんじゃないかと思ってます。
でも、自分がどんなシステムでどんな反応が起こってるのかを知っているとずいぶん違う。

システムを知らず後で「もっとこうしておけばよかった」なんて事にならないように、システムを知っった上で、時代が変化するなら自分の価値観も変化していく事が一番のリスクヘッジになると思うから、人生の節目に軌道修正するって大事ね。



残りの人生どう生きるのか

あまり残りの人生とか言いたくはないんだけど、生きている限り必ず終わる時がくるのは生物的に自然で、その時になって慌てたり後悔することは減らしておきたいと思う。

「面白い人生だった」と私は言いたいので、やらなきゃいけないことがいくつかあると思う。

人それぞれ違うと思うけど、好きなこととか、やりたいこととか、今までは何だかんだでできなかったけど、世間体とか自分の中にある固定観念とかが邪魔してできなかってしたもの。
本当はコレみたいなものきっとある。

ただこれって、自分の中でタブーにしてたりして、スッと出てこなかったりするのだけど。

それをやらずに終わっていいのかって考えてみると、せっかく生まれてきたのなら、人目を気にしてやらない選択するより、素直にもっと自分らしく生きていく方がもっと幸せになれると思うのよね。

まずは、自分を知ることは大事で、これからどうしたいって、自分に素直になることが大事よね。

そして、それが欲しいならこれまで大事にしてたことも止めることがでてくるだろうし、変化する時、知らない世界に行くのは不安になるし、色々乗り越えることがあるね。

今は不安で無理な感じがして、ザワザワしても

「残りの人生どう生きる?」「このままでいい?」

そう問いかけてみて「NO」だとしたら、人生の軌道修正をするタイミングじゃない。




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