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「脳とマインドのしくみ」を理解して自分らしく生きて幸せになる

知っているのと知らないのでは未来が大きく変わる
理解しておきたい脳のしくみ

私たちは脳を100%使っていないと言われていますよね。
脳を使うとエネルギーを消費するので、100%脳をつくと餓死してしまうほどだからセーブしているそうです。

それでも人は一日6万回から7万回思考しているそうで、ぼーっとしていても5万回ぐらいは思考をしているのだとか。

そして人間はマイナスな思考をもとに脳に記憶をためていると言われています。
80~90%はネガティブなイメージを考えているでらしいんですね。

なぜそうなっているかと言うと、種を残すためなんです。
種を残すというのがDNAに組み込まれています。

そして、今ほど安全ではなかった時代には「わぁ!危なかった」としっかりと刻まないと地球上に種を残せなかったからネガティブをより記憶しようとします。
しっかりと失敗を元にずっと保存していったので人間は地球上に残ることができたということ。

太古の昔は生存のため、種を残すためにマイナスを考えた方がよくて、DNAに刻まれているという訳です。

だからどんなにプラス思考の人でも8~9割はぼーっとした瞬間にネガティブなことを考えます。
DNAに刻まれているのでマイナスなことを考えてしまうのが人間だから仕方がないとも言えますよね。

そして恐竜は強かったので何とかなると思って絶滅してしまったけど、人間は弱かったからしっかりと失敗から学んで、死なないようにDNAにしっかりと組み込まれていたため、生き残ることができたんですね。

それが今も残っているので、ぼーっとしているとマイナスなことを思考してしまうのはある程度仕方がないことですが、一日6万~7万回思考して、ぼーっとした瞬間5万回ぐらい、2万回3万回ぐらいマイナスなことを思考している可能性が、、、

自分がプラス思考になろうとしても、顕在意識に上がってくる時間は少ないので、ほとんどがマイナスなことを思考していてマイナスに引っ張られてしまっていると。

そして人は自らが思考したようになっていきます。
意識している時よりも、無意識の方が多くて、無意識でマイナスなことをし続けているのだから、意識したように結果が出ないのは当たり前と言えば当たり前で、無意識のマイナスなことが現実になってたんですね。

脳がどんな仕組みになっているというのを知らないと、マイナス思考の自分を責めてしまったり、落ち込んだり、反省ばっかりになったりしますよね。

でもこれからは、脳はこんな仕組み何だと理解して自分を責めたり反省するのは止めてもよさそうです。

なぜなら、反省するとダメな自分、マイナスな思考を強化するだけでプラスに働かないから。
今は太古の昔と違い安全ですから過去の反省よりも、「これからどうしたらいい」「本当にやりたいことって何」と未来思考に切りかえるのが良いようですね。

そうは言っても、思考の癖はなかなか強固で、無意識に自動操縦になっていますから、脳のしくみを理解して、無意識にしていた選択を変えていけるといいかなと思います。

脳のしくみを理解するのにこれは知ってるといい言葉がありますので、解説します。

【セルフイメージ】
自分がこういう人だと考えていること思い描いている自分。
自分は人見知りだ、人前がダメだ、お金が稼げないなど自分がイメージしている自分のことです。

どんなセルフイメージを持っているかで、人生変わりますから重要です。


【コンフォートゾーン】
あなたの居心地がいいと思う領域のことです。
人それぞれ自分の中でコンフォートゾーンが決まっていて、コンフォートゾーンは自動操縦になって動いています。

コンフォートゾーンがパフォーマンスの限界を決めます。

例えば、ボーリングで100ぐらいが普段だったとすると、最初上手くいかなくても最後ストライクで100ぐらいになったり、最初上手くいっていても最後はガターが続いて100ぐらいに落ち着くみたいに、ボーリングも自動操縦でやっています。

ダイエットとかもそうで、自分の体重が60キロがコンフォートゾーンになっていると、頑張ってダイエットして50キロになっても少しするとまた60キロにリバウンドします。

ダイエットのサポートも沢山してきましたが、一時的に痩せられた解いても本当にコンフォートゾーンが変わらないと高確率でリバウンドします。

収入も自分のゾーンが決まっていて、もし給料が半分になったら翌月元に戻します。それは努力なしに無意識に戻します。
宝くじが当たった人も元に戻します。

それは自分のコンフォートゾーンでないからです。
このゾーンは上だろうが下だろうが自動操縦で自分らしいゾーンに戻す仕組みになっています。


コンフォートゾーンを守るのは生命維持に不可欠で備わった機能なので自動操縦です。

それはコンフォートゾーンだからで意志とか努力とかは必要ないんですね。


【ホメオスタシス(恒常性)】
人間の最大の目的は今の自分をキープすることで、人間の最大の目的で一番強いのがホメオスタシス。恒常性維持機能です。

細胞がまた同じ細胞に生まれ変わるとか、走って脈が130になったとしても元に戻りますよね。
チョコレートを食べて血糖値が上がる、落ちろと言わなくても元に戻しますし、体温は大体36度台ですが、たとえ熱が出ても汗をかいてしっかりと落としてくれるのもホメオスタシスが働くからです。

これも努力や意志で簡単に変えられるものではありません。

それらを知らないで無駄に努力しているんじゃないかと感じることが多々あります。どうせならある程度は知識を入れてから何をするかを選べるようになるとよさそうです。


【RAS(網様体賦活系)】
RAS(ラス)はフィルターです。
私たちの脳は膨大な情報を常に処理して生きているのですが、大事なことは、今の自分をキープする情報しか入らないということです。
脳波エネルギー消費が多いですから、全部通すと餓死してしまうというのもあります。
いろんな情報の中から頭に入るのは、情報が通すのは自分のセルフイメージをキープすることしか入れません。

自分が良くなるのも悪くなることとかも嫌なんです。最大の目的は自分のセルフイメージをキープすること、今の自分を保つことだから、セルフイメージ、コンフォートゾーン以外のものはスコトーマ(盲点)で見えない仕組みになっています。

だから変化することが難しかったんですね。

どうやったら現状を変わることができるようになるかと言うと、せるイメージを変えるといいんですけど、それも一人ではなかなか難しかったりします。

なぜかと言うと、自分をキープする情報しか入ってこない仕組みになっているから(笑)
それで、セルフイメージを上げて変化する時にコーチングと言うのが効果を発揮するというわけですね。

【エフィカシー】
エフィカシーは、ゴールを達成するT目に最も重要なもので、「脱精できる能力が自分には備わっている」と自分自身で自己評価することです。

簡単に言うと「自分ならできる!」と根拠なく自信を持っているかどうかが大事です。

エフィカシーの高い人はやったこともないけど未来の自分は達成できる能力があるとなぜか思っています。

成功する前から、達成できる自信があり、自分の成功を信じることができるかどうかがポイントです。


セルフイメージとエフィカシーが高い人が最強なんじゃないかと思います。


私たちは今の自分のセルフイメージを維持するための情報、現状維持の情報しか入ってこなくて、それは無意識で自動操縦で今をキープするので、インプットする情報を変えることが大事になってきます。

どうしたら良いかは長くなるのでまた別の記事で。

そして最も大事なのが「ゴール設定」です。

ゴール設定がされていないと何も選べません。
どんなこともゴールに対して良いとか悪いとか、使うか使わないかが決まってくるので、ゴールは本当に大事。

そして、そのゴール設定は、自分の本音に素直に正直に設定することが大切です。

何となくカッコいい感じのとか、人目や世間体などを意識して設定しても、脳は上手く動き出しません。

人間は本当にやりたいことって無意識でやっていたりするもので、本音のゴール設定をするとこれまでの時間の使い方が変わったりします。

見るものや聞こえること、入ってくる情報も変わります。

何となくよさげなゴール設定ややらなきゃいけないことだからとゴールを設定しても脳は動き出しませんので、現状維持で今までの自分をキープしてコンフォートゾーンが変わらないという。

そんな経験ありませんか?

現状維持ではなく、大きく未来を変えたいときは他人の脳を借りるというのがポイントで、自分でいくら考えても強固な現状維持の法則から抜け出せないという脳のしくみがあります。

本当に脳のしくみって面白いですね。
仕事柄、目標達成や行動変容のために心理学や脳や心のことを学び始めてうん十年にもなりますが、情報もどんどん更新されて本当に面白くてあきないですね。

学ぶだけでなく、実際に使うことが重要で、幸せにしかならない脳の使い方、幸せにしかならない世界にしていきたいと思っています。

ではまた。

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