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悲しむ暇なんてありゃしない①

大切な人が亡くなって一番に考えなきゃいけないこと
『葬儀をどうするか』
そして何より、
『夫の身柄を病院から連れ出さないといけない』

いやいや、こんな突然とは思ってなかったから
早くても2,3年後・・・5年以内かと
本当に何も考えてなかったし、準備もしてないから

どうしよう・・・悩んでた時に
数年前、たまたま2人で
近所にできた家族葬の斎場を見た時に
「こんな所もいいね~」って
のんきに話したことを思い出して
すぐにスマホで調べて電話をかける

夜中だったし、見学もしてなかったけど
たまたま空きがあった様子。
軽く電話で費用も含め説明してくれて
すぐにお迎えに来てくれることになり一安心。

でも、ゆっくりしてる暇はない
病室荷物の整理もしないといけない
大きなバッグなんてないから
私と義母の持っていたエコバッグを総動員して
義父、娘たち(ともに成人)と
みんなで手分けして車へ移動

そうこうしているうちに霊安室へ
そこにはもう葬儀社の方がお迎えに来てくれてて
看護師さんたちに挨拶をして早々に病院を後にしました。

なんか、この辺の記憶はちょっと曖昧・・・
病院から斎場へ向かう途中にコンビニに寄ったな~とか
斎場に着いたら、彼は布団に横になってたな~とか
泣く暇もなく、葬儀の打ち合わせだったな~とか

ほんと、遺族(特に配偶者)は悲しむ暇もないんですよ((+_+))


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