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サッカーの楽しさについて~ロベルトノート 52ページ目~
サッカーマンガの金字塔「キャプテン翼」
「キャプテン翼」がなければ、日本サッカーは30年は遅れていた。プロ化もなかった(はず)。
2024年6月現在、アニメで放映中のジュニアユース編もドイツを倒して優勝し、中学卒業へ向けて進行中。
そのジュニアユース編を次男と毎週視聴中。
ドイツ戦後半直前、私にとってもっとも思い出深いシーンが展開される。
ロベルトが片桐さんを介して翼へ伝えたこと。
「翼。ノートの52ページ目だ。」
この内容を思い出し、翼は無双状態に入り、日向の勝ち越し2点目を演出することになるのだが、
この52ページ目の内容を回想しながらドリブルする翼の姿は、当時中学生だった私は鮮烈に憶えている。
それを35年以上の時を経て、次男がアニメで見る。
サッカーの基本。この52ページにすべてが詰まっている。
うちの次男の心に残ってほしい。
『ロベルトノート52ページ』
翼、なぜサッカーはこんなにも楽しいんだろう。
世界中で、もっとも愛され親しまれているスポーツ、サッカー。
おれが思うに、それはもっとも単純でもっとも自由なスポーツだからじゃないだろうか。
グラウンドに立てば、監督からのサインなど何もない
自分で考え、自分でプレイする。
何にも縛られることなく。
他の10人の仲間たちとただ一つ、ボールを目指し戦うスポーツ、サッカー。
サッカーは自由だ。グラウンド中央、ボールを持ったらどうする、翼。
何をしてもいいんだ。ドリブルをしても、パスをしても、シュートをしても。
何もしないで止まっていたっていい。
パスだって、前にも横にも、後ろにも、どこだってOK。
それはドリブルだって一緒だ。
翼、サッカーは自由だ。
おれはそんなサッカーが大好きだ。
だから、翼にも、サッカーをやり続けるならば、誰よりもサッカーのその楽しさを愛してほしい。
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