【場所】ドレリンの渡し
谷の東西を覆う魔女の森の東端、エルジア河の川幅が狭まった場所に
定住者約1千名余のドレリンの渡しという町がある。
その名が指す通り、この町の歴史はエルジア河を渡る渡し舟の拠点となった事から始まったとされる。
エルジア谷を東西へ抜けるには、南下してエルジア河を渡るか、湖を大きく北へ迂回して進むかの二択であり、多くの旅人や行商人は数枚の銅貨と引き換えに余計な日数を消化している。
河には古代のドワーフ達が建てたとされる朽ちた橋脚が何本も続いているが、肝心の橋桁はとうの昔に崩れ落