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【場所】ドレリンの渡し

谷の東西を覆う魔女の森の東端、エルジア河の川幅が狭まった場所に
定住者約1千名余のドレリンの渡しという町がある。
その名が指す通り、この町の歴史はエルジア河を渡る渡し舟の拠点となった事から始まったとされる。

エルジア谷を東西へ抜けるには、南下してエルジア河を渡るか、湖を大きく北へ迂回して進むかの二択であり、多くの旅人や行商人は数枚の銅貨と引き換えに余計な日数を消化している。

河には古代のドワーフ達が建てたとされる朽ちた橋脚が何本も続いているが、肝心の橋桁はとうの昔に崩れ落ち、人間達は両岸に張ったロープに筏を繋ぎ渡し舟としている様を見れば、ドワーフ達の王国がいかに強大であったか思い知る事だろう。

あかつき街道でも古代ドワーフの遺構が多く残るこの地域には、
どくろ谷の大橋という千年以上使われてきた建造物が未だに使用されている場所もある。

ドレリンの渡しはエルジア谷で唯一の合議制の自治都市である。
各組合から選出された顔役が合同で町を治め、
名目上の存在ではるが投票により市長を選出する。
若干ながらも自警団を備えており、街道の点検や、治安維持を担っている。

【データ】
名称:ドレリンの渡し
サイズ:小さな町
人種割合:人間80%、ドワーフ6%、ハーフリング4%、ノーム3%、その他
アライメント:中立にして善
政治体制:合議制
特質:戦略要地
売買:アイテム価格無限回購入上限1,100、最大アイテム価格5,000、4レベル呪文まで

【著名人】
ノロ・ウィルソン / 市長
ソランナ・アニタ / 自警団団長