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子どもの悩みを深刻なものにしないために

子どもの悩みを深刻化させないためには、どうしたらよいのでしょうか。パルスオキシメータで酸素飽和度を数値でモニタリングするように、常に子どもの悩みの深刻度がモニタリングできればよいのですが、そうはいきません。

子どもの悩みは、見た目以上に大きいことがある

ところで、見えないものといえば、悩みだけでなく、空気があります。

空気の重さはどれくらいなのでしょうか。

手のひらにのっているおよそ空気の重さは?
①キリン1頭 ②パンダ1頭 ③幼稚園児1人

解説
子どもの手のひらはおよそ縦10cm横10cmです。
キリンは約1トン、パンダは約100キロ 園児は約20キロ。
子どもの手のひらに、パンダ1匹が乗っているイメージです。ただ、実際は、手のひらに空気が乗っているというよりは、空気の重さで上下左右から手のひらは潰されている感じです。ちなみに、指の爪の大きさ縦1cm横1cmにはうさぎが一匹(羽)1kg乗っています。
★個人的な見解ですが、重さは動物に例えると伝わりやすくなります。

60cmの傘の上に乗っているおよその空気の重さは?
①キリン10頭 ②キリン5頭 ③キリン1頭

解説
60cmの傘は約1平方メートル(新聞紙では広げたもの2枚分程度)
キリン1頭の重さは約1トン、傘の上にキリンが10頭です。ただ、実際は、傘に空気が乗っているというよりは、空気の重さで上下左右うから傘が潰されている感じです。
また、富士山に登ると、およそキリン7頭の重さになります。

空気の重さを感じることはありませんが、想像以上に重たいものです。

親からは見えない子どもの悩みも、想像以上に大きいことがあります。

ここが大切

悩みが深刻化したとき、いつもと違って元気がない、食欲がないなどの前兆に気づければよいですが、気づけないこともあります。そこで、親は、子どもから悩みを相談される信頼される人になることです。もちろん、相手のちょっとした変化に気づける観察力をもつことも重要です。また、子どもの信頼を得られないのであるならば、友達など、悩みを相談できる信頼できる相手を子どもがもつこと、ちょっとした変化に気づいてくれる人をもつことです。子どもが悩みを相談できる信頼できる相手をもてば、富士山に登ったとき空気の重さが減るように、悩みを軽減することでるのではないでしょうか。


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