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代表取締役就任のお知らせ

こんにちは。キマルーム広報の林です。いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。弊社から”大切なお知らせ”です。

現取締役の「藤井 志郎」が2024年7月1日付で代表取締役に就任します。
尚、2010年の創業から約14年間、キマルームの代表取締役として従事していた西野 量は、2025年3月末退任までの約9ヶ月間、取締役として引き続きチームとして経営にあたっていきます。

今回は、新・旧代表取締役のお二人へのインタビューを行い、経営体制変更の経緯や、今後の展望についても熱く語っていただきました!


▼「藤井 志郎」についてご紹介

林)本日はよろしくお願いします!早速ではありますが、noteご覧になっている皆様の『藤井さんって何者?』の疑問を解消すべく、まずは藤井さんへ色々質問していきたいと思います😏

新・代表取締役 藤井 志郎

<プロフィール>
山口県出身、同志社大学社会学部メディア学科卒。株式会社リクルートグループを経て、日本たばこ産業株式会社、ソニー株式会社にて国内外の経営戦略の業務に長く従事。2020年6月に株式会社キマルーム入社。コーポレートを管掌し、経営管理、各種プロジェクト推進、M&AおよびPMIを担当。2020年執行役員就任、2022年当社社取締役就任 、2024年代表取締役就任。

林)では藤井さん、大学時代のお話から詳しく聞かせてください。

藤井)はい。私は山口県の下松市で生まれ育ち、京都の同志社大学メディア学科でマスコミの勉強をしながらお金を貯めて、ダブルスクールで資格の学校にも行きました。法律にも興味があったので、行政書士の資格を取ったり、司法書士の勉強もしていましたね。資格取得することがゴールになってしまっていましたが、スクールで様々な業種の社会人の方とお話したことがきっかけで、経営者の方ともお話してみたいと思い、リクルートに入社しました。採用の広告営業として幅広く業界の採用のお悩みや、事業のお悩みに触れてきました。

林)資格学校での出会いがなければ、藤井さんは何かしら法律の専門家になっていたかもしれないですね!広告営業時代の何か思い出はありますか?

藤井)そうですね、熊本で営業していた時の話です。私が入社した前の年にリーマンショックが起きまして。それまで営業はレンタカーで外回りをしていたのですが、経費削減で中古の電動自転車を支給されて、熊本の交通センターから毎日30軒くらい自転車で飛び込み営業をしたのは、いい思い出ですね。担当エリアの中に競輪場があったので、近くの道路で練習する競輪選手と一緒に走っていました。笑

西野&林) <想像してしばらく笑う>

林)そういえば西野さんもキマルームの創業期、相棒の黄色いバイクで外回りしてましたよね。西野さんもリクルートで営業をやられていたので、新人時代の土台は共通項を感じますね。笑

キマルーム創業期で謎のキメ顔の西野さん(笑

林)話は戻しまして、笑 リクルート後のご経歴を詳しく教えてください。

藤井)はい。日本たばこ産業(JT)に入社して、営業を経験後、全国の営業施策を考える営業戦略・ブランド企画やメンソール市場のシェアを上げるための商品企画等を担当し、最後は経営企画で国内たばこの価格戦略がメインの仕事でした。その後ソニーの経営戦略室に入り、モバイル事業の黒字化に向けた構造改革を担当しました。(2年でキッチリ黒字化に成功しました)

林)素晴らしいですね。大手中心に戦略系のご経験が長いのかと思いますが、キマルームに入社したきっかけは何だったのでしょうか?

藤井)自分自身、国内外合わせて引っ越し回数は『17回』もありまして、部屋を借りるエンドユーザーとして紙文化といわれる不動産賃貸業界の改革に大きなチャンスがあるとは感じていました。元々賃貸物件を見るのがとても好きでしたし、司法書士を目指した時も不動産領域の勉強はとても面白かったです。ネットでたまたまキマルーム(当時セイルボート)が不動産賃貸業界でDXの推進事業をしていることを知り、コーポレートホームページから応募したのがきっかけです。

林)そうだったのですか!ガッツを感じますね。笑 

藤井)最初に西野さんとお会いした時は今でも覚えていますが、2時間半以上不動産賃貸業のDXについてお話しましたね。不動産業界ではレガシーの文化に引きずられてDXが進まないことや、アクターが多すぎて一部の領域をDXしても難しいことなど、エンドユーザーとして疑問に思っていたことの裏側が知れて、キマルームでこの事業を推進したいと心に決めていました。(その後5回くらい面接は続きましたが 笑)

林)笑 西野さんは最初に藤井さんと会った時の印象はどうでしたか?

インタビュー中楽しそうなお二人

西野)最初の印象は、「人当たりの良さ」これですね。そしてコーポレートサイトから直応募してくれるくらい、私たちが行っている不動産賃貸業界のDXについて「興味がある」というのは、働いていく上で大きな原動力だと感じました。藤井さんの商品戦略・経営戦略の経験は必ずこの会社で活きると思ったので、最初から自分の右腕として入社してもらうつもりで、面接は確かに人より多かったかもしれません。笑 

藤井)入社後は西野さんと共に事業推進や、事業管理など主にビジネスサイドを担当していました。ありがたいことに、入社6ヶ月後に執行役員、入社2年後には取締役となり、コーポレート本部の立ち上がりからM&A・PMIを担当して組織の土台作りのところを重点的に行ってきました。


▼代表取締役交代の背景

林)それでは、今回の代表取締役交代の背景について教えてください。

西野)2010年に広島で創業して約14年が経ち、2014年には東京本部設立、2023年には大東建託パートナーズの子会社となりました。直近1年をかけて全面リニューアルをした電子申込・電子契約サービスの「キマルーム Sign」が本日7月1日に大東建託グループの400を超える拠点で導入開始となり、事業を新たな成長軌道に乗せるという時期に来ました。経営戦略に長く従事していた藤井さんにバトンを渡すにはちょうどいいタイミングだったんです。

藤井)私の入社時から社員も倍以上に増え、組織としても、事業としてもキマルームは成長の第2フェーズに入るところです。更なる組織成長と事業成長を実現するべく、今回代表取締役に就任しました。会社として、良い文化や仕組みを継承するにも、西野さんとも話してじっくり9ヶ月の移行期間を設けることになりました。

西野)そうですね、キマルームで働いている社員に対しても、キマルームをお使いいただいている不動産会社様にも不安感を与えないよう、今回の代表交代のお知らせは、退任の「9ヶ月前」と敢えて早くさせていただき、しっかりとした引継ぎ期間を設けています。ですので取締役にはなりますが、業務へのコミットメントは今までと変わらず、むしろ今まで以上にしっかりとやっていきたいと思います。加えて自分の個人的な想いですが、今回のように社内外に移行期間をしっかり担保して退任していくケースは世の中的にはレアだと思います。創業者のM&A後の振る舞いとして1つのケーススタディーになれば世の中もっと元気になるのではと思ってます。

林)ありがとうございます。社員としても、9ヶ月という期間は非常に安心感のある長さだったと思います!


▼今後のキマルームの展望について

林)大東建託グループに2023年2月にジョインしてから1年4ヶ月。その間にグループ間でのシステム連携やサービスの共同リニューアルなど様々な取り組みをしてきました。今回の経営体制変更により、キマルームのこの先の展望を教えてください。

藤井)これからの展望としては大きく2点あります。
①「組織力の強化」
キマルームの社員は「より良いものにしたい」という改善意識が非常に高いと思っています。その文化醸成はすぐに出来ることではないと思うので、今後組織を強くする上でも根幹となる部分だと思います。経営側の役割として、事業の進むべき方向性をしっかりと見据えて、各組織のFocusすべき目標や役割を明確にする。今後の事業スケールの前提となる、業務の仕組み化・型化を進めていき、会社としての機動力を底上げしていきたいと考えています。
②「商品力強化」
このたび、大東建託パートナーズと共同で電子申込・契約サービス「キマルーム Sign」を一新し、初見の管理会社様・仲介会社様にとっても利用しやすいものに進化しました。そして全国3.5万の仲介店舗が7月よりこの新しい電子申込・契約のプラットフォームを利用いただきます。ここを皮切りに、「キマルーム」シリーズの強化と対応カバレッジをより一層拡大させていきたいと思っています。
また、システム会社単体では到底成し遂げられないことを、大東建託パートナーズ含むグループ会社と一緒に、業界全体を巻き込んで不動産賃貸業界のDXを推進していきたいと思います。

林)ありがとうございます。藤井さんはこれまでも取締役として経営目線でキマルームの事業に関わってきましたが、取締役になる前も、キマルームに入社する前も、そして今も「変わらない価値観」はございますか。

藤井)そうですね、『”組織”として勝ちたい』という考え方はずっと持っています。どんなに頑張っても社長一人で出来ることは限られていると思ってますし、だからこそ違う領域で知見を持った社員がいて、組織が成り立っていると思います。私自身が大手企業から離れてベンチャー企業への入社を望んだのも、「個々の強み」を2乗にも3乗にも発揮できるフィールドだと感じるからです。働いている社員の方にも、それぞれの強みを発揮して、「組織で勝ち続ける」ということを一緒に経験していきたいと思います。

林)ありがとうございます。それでは最後に「代表取締役」としての抱負をお願いします!

藤井)はい。「住まい」というのは人々の安心・安全・安らぎなど暮らしの根幹であり、その根幹を支えているのが全国の不動産会社様だと思います。
世の中にも色々なDX手法がありますが、価値の提供範囲が限定的であったり、申込・契約の領域は業務フローや各種書式のパターンの一部しか対応していなかったりと業界のDXにはまだまだ白地が大きいと考えています。
業界の契約電子化や業務自動化を進めることで、「人手不足・業務属人化・採用難」に悩む不動産会社様の課題解決に寄与してまいりたいと考えています。また、このプラットフォームの拡がりを実現することで全身全霊をかけて業界の発展の一助になりたいと考えています。

林)ありがとうございました。新体制のキマルーム、これからも様々な発表ができるのが広報としてとても楽しみです。キマルームの一社員として、VALUEの一つである「Be Flexible:変化をいち早く捉え、根源を究明し、その変化を愉しみながら、次の変化をソウゾウします」に沿って、変化を最大限楽しみながら新しいことにチャレンジしていきたいと思います!


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