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大東建託パートナーズ社による弊社株式取得に関して

【株式会社セイルボートは2024年4月1日、「株式会社キマルーム」へ社名変更しました。本記事は社名変更前の記事となります。】

セイルボート代表の西野です。本日のプレスリリースにおいて、大東建託パートナーズ社(以下、DKP)とご一緒し、今後事業拡大を目指すことをお知らせさせて頂きました。お客様をはじめとした関係者の皆様におかれましては大小さまざまな驚きがあったことと思います。本日以降、直接私から都度説明をさせていただこうと考えているのですが、どうしても限定的になってしまうためコチラに書かせていただきたいと思います。


まずお伝えしたいこと、それは「ご安心ください。」

DKPという会社があまりにも大きな企業であり、且つ、お客様におかれましては同じ不動産会社であるため一部競合関係もあると想定され、今般のことが我々の思惑とは異なる囚われ方をされたくない、ということもあり、まずは「ご安心ください」ということをお伝えさせて頂きます。
①物件情報の取り扱い
この業界の今までの過去の歴史がそれを物語るのか、一部の方で掲載された物件情報/顧客情報等の取り扱いについて反射的に心配されてしまう方もあるのではと想定しています。キマRoom!でお預かりした各種情報は当然のように弊社のみで管理し、情報が2次利用されるなどの愚策(敢えて愚策と記載します)はございませんのでご安心ください。
※DKPは日本全国の約3.2万店舗の不動産会社様に客付の50%超を行って頂いています。その言わばお客様というべき不動産会社様にネガティブになるようなことを行おうものなら自分たちの入居率にマイナスに働いてしまい、サブリース業のDKPにとってはこれほど痛手になることはありません。要は、そこには”逆”経済合理性しかないため、そんなことはしないのです。。これ以上ない非常にシンプルな理由となります。
キマRoom!シリーズの顧客満足を伸ばしていきます
今般ご一緒する趣旨は、弊社のサービスを今まで以上にお客様に満足頂き、多くの会社様に利用していくこと、これにつきます。現状でお客様に期待値以上の満足を提供できているとは思っていません。よって、ここに大きな人員投資を行い、皆様に更に満足いただけるよう、キマRoom!のサービス拡張を目指します。ですので、現リソースがDKPの開発リソースに取られてしまうようなこともございませんので是非ご安心ください。
③経営陣は続投です
M&Aというと代表者は会社を売ってあとはよろしく!、みたいなことも往々にしてありますが、当方含めた経営陣は続投です。私の中で今回のM&AはいわゆるExitではなく、むしろ成長のためのEntranceです。よって、まずはPMI(経営統合)にしっかりコミットし、弊社を大きく成長させていきたいと考えています。また社名/ブランドもこのママです。

背景

次になぜDKP?になります。弊社は2018年7月より「DK PORTAL」というDKPの専用B2Bサイトの開発を受託し、以来約5年に亘る取引関係があります。その過程の中で、単なるシステム開発の話に留まることなく、DKPが戦略として考えていることも理解し、お互いの信頼関係を構築してきました。他方、不動産マーケットは約3年に亘るコロナウイルスの拡大、昨年5月の業法改正により業界のデジタル化の意識の高まりをひしひしと感じており、このタイミングで非連続の打ち手を講じ大きく事業を成長させるべき、という私自身の意思決定もあり、事業成長の1つの手段としてM&Aを選択しました。そのような中、複数の会社様よりありがたい評価を頂いた中で、最終的にDKPと一緒にやっていくことを決定いたしました。

不変と進化。

今般の意思決定において、社内外へお伝えするメッセージのキーワードを「不変と進化。」としました。
①「不変」
上記「ご安心ください」に記載させて頂きましたように、お客様への関係性において信頼関係が何にも増して大事であると認識しています。その信頼関係を損なうようなことは当然にして行わず、その信頼を基礎にしたお客様からの満足度を向上させるべく、尽力して参ります。
「進化」
今回の決断は弊社の事業展開スピードを加速し、進化させるための手段となります。私が最終的に彼らを選択した唯一最大の理由は1つで、”圧倒的なリソース”になります。抜本的な打ち手を講じるに際し、「ヒト×モノ×カネ」の全てを一気に調達する必要があると感じました。その圧倒的なリソースに更にレバレッジをかけることで大きな価値を提供できると考えています。DKPのプレスにもしっかり記載されているように、「不動産賃貸業界のNo.1プラットフォーマーを目指します。」これが彼らと握った未来になり、それに基づいた各種統合プロセスが既に進んでおります。サービスとしてリリースするには一定の時間はかかりますが、DKPの要求スピードはびっくりするほど速いので、、、あまり時間かからずご案内ができるかと思いますのでご期待ください。

最後にメンバーへ

みんながそれぞれの感じ方をしたことと思います。(尚、社員には22日に共有)今回の意思決定は皆に対する自分なりの”始末”でもあります。13年間会社をやってきて、様々なメンバーに入社してもらい、残念ながらメンバーの期待に応えられず辞めてしまう人もいました。でも、非常にありがたいことに沢山のついてきてくれている皆に対し、自分は何をコミットし続けなければいけないのか?最後にでてきたそれは、やはり”成長”でした。事業の成長と個人の成長、この交わりのみがこの会社で提供すべきものと理解しています。今回の決断(始末)がそれに大きく寄与するものと考えています。
尊敬する起業家の言葉に、”「正しい選択肢を選ぶ」ことは重要だが、それ以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要”という言葉があります。今回の選択は自分の中では正しいと熟考し意思決定しましたが、それは未来においては究極的には私ふくめて誰1人わからない。よって、自分自身はこの選んだ選択肢を正しくするために、アップデートされた経営にコミットしていきたいと考えています。
セイルボートの第2創業です。皆で鬼退治に行きましょう。(笑


社内外のステークホルダーの皆様、驚くくらい私はやる気に満ち溢れています。引き続き弊社をよろしくお願い致します!

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全職種で募集中です!

今般の意思決定は成長のためです。ただ、ただ、これにつきます。全職種/全方位で人材を募集しています。Dev系人材はもとより、不動産会社/不動産周辺業界の経験があるBiz系人材の方も積極的に募集していますので、弊社の今後に関して話を聞きたい方は是非エントリーをお願いします!!


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