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中国短期留学②留学する前に話し合っておくべきこと

 今日は中国短期留学のお話です。

今回は、留学前に話し合っておくべきことをテーマにしたいと思います。

まず、誰と話し合うのかという問題ですが、私の場合は同室になる予定の友達だったと思います。

現在はわかりませんが、私の時代(十数年前)は短期留学する前に、短期留学する者同士が集まって同室になるパートナーを決めました。その時、私は一人で参加したので友達がいませんでした。

すると、同じ学科の子が同室になろうと声をかけてきてくれました。実は、同じ日本文学科で参加した学生は私とその子だけだったのです。

他に知り合いもいないし、ありがたく思って私はその子と同室になることにしました。

しかし、これはどの部屋の学生グループにもあったようですが、3週間も一緒にいると何かしら揉めるものです。初めはなにもかも新鮮で楽しいのですが、中盤になってくると疲れも溜まり、緊張の糸も解れてきてちょっとしたことで相手をイラつかせたり、イライラさせられたりしてしまいがちです。

そのことを思い出すと、今でもその子には申し訳ないことをしたと思ってしまいます。(どちらかというと、私の方がボーッとしていて相手をイラつかせていたことが多かったようです。)

その子は留学が終わってから、私に謝ってきてくれました。しかし、なんとなくお互いに気まずい時期が続き、授業も被らなかったので会うことはありませんでした。

4年生になって、その子とはゼミが一緒になりました。卒論では一緒に苦労して、最後は卒業旅行も一緒に行った仲にまでなりました。私はここで教訓を得ました。

それは、誰かと何かを始めるなら、ルールを一つでもいいから決めておくこと。または、目標を一緒に考えること。

私たちの場合、最初に目標を共有していませんでした。私はどちらかというと、のんびりしていたいタイプでしたが、相手の子は午前中の授業が終わって午後の自由時間はとにかくいろんな所を散策しまくりたいというタイプ。留学したんだから、今考えるとその子の考えが当然なのですが、だとしても、留学前にお互いに現地でやりたいことなどを話し合っておいたら、もっと有意義で楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。

私は北京を散策するときにその子に何かと頼りすぎてしまったなあと、反省しています。

それから、お互いに得意なこと、お願いしたいことなんかも共有しておくとイライラすることも少なくなるかもしれません。

 誰かと一緒に長期間行動を共にするということは、それだけ気を遣う場面も多い、ということは覚悟しないといけません。

「備えあれば憂いなし」といいます。荷物以外の事前準備として一緒に行く仲間と「留学してどんなことをしたいのか」、「どんな自分になりたいか」など、目標を決めて行くとより充実した、楽しい留学生活になるのではないでしょうか。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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