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三国志・考

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三国志について正史の記述に基づいた事実と私見を綴るシリーズ
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#後漢書

【三国志・考】董卓はいかにして朝廷を牛耳ったのか

【三国志・考】董卓はいかにして朝廷を牛耳ったのか

 189年、宦官と亡き霊帝の外戚とその部下たちが乱を起こす中、宦官二人に都・洛陽の郊外へと連れ出された幼い皇帝・劉弁(諡・少帝)と陳留王・劉協(のちの献帝)

 後漢書・献帝紀によれば郊外で宦官らを討ち、二人を保護したのは盧植らが率いる軍だったとされている。なお後漢書の盧植伝に上記についての記述は見られない。正史・董卓伝では盧植の実行したことがそのまま董卓にすり替わっており、どちらが真実かはわから

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