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ビーコルが横浜市のサポートを受けるにはどうしたら良いのかを考えてみた

BUNTAIのチケット価格が話題です。
まあ会場利用料が高いからといった部分も多分にあるでしょう。
横浜市の記者発表資料では、メインアリーナ の 土日祝の利用料金は308万 円。国際プールの利用料金が調べてもでてこなかったのでなんとも比較できないところですが、新設で好立地ですし、やはり高いのでしょう。

ちなみに「B.LEAGUE 2022-23シーズン(2022年度) クラブ決算概要」のビーコルの欄を見ると、試合関連経費が1億8064万9000円。単純に30試合で割ってみると1試合あたり600万円くらい。これは会場利用料だけでなく設営費用や音響などの備品、演出費用などもコミの数字でしょうから、これがBUNTAIだとどくれくらいの費用感となるのでしょうか?

さて、本題です。
「ビーコルが横浜市のサポートを受けるにはどうしたら良いのか」
というテーマは、上記BUNTAIのチケット価格の件を受け、なんとかチケット価格下がらんものか?と思案したものです。思い付きの経緯はこんな ↓ 感じです。

・ビーコルのチケットを安くしたい
・会場利用料安くなればそのぶん還元されるのでは?
・横浜市に利用料金を値引いてもらおう!

とはいえ、そんなに簡単に値引いてはもらえないはず。そこで本コラムのテーマである「ビーコルが横浜市のサポートを受けるにはどうしたら良いのか」となります。

対価を得たい(利用料金を割り引いてもらいたい)のであれば、それに見合った「何か」を横浜市に提供(アピール)する必要があります。どんな商売においても「貰うだけ」はありえないのです。そう・・等価交換です。


とはいえ、利用料金を安くしてもらうために提供する対価にお金をかけていたら本末転倒です。お金をできるだけかけず対価を得る・・・イメージとしては自らの労力・能力を差し出し黍団子を得た桃太郎における猿・雉・犬です。

彼?らは「鬼退治つれーなぁ、一人じゃ不安だなぁ」という桃太郎の困りごとに対し「まかしてください!その困りごとをまるっとサポートします」とアピールし黍団子を得ました。桃太郎を横浜市、猿・雉・犬をビーコル(および我々ブースター)とするならば、黍団子を得るためにビーコルサイドとしては横浜市が困っていることの解決につながるサポートを提供すればよいというこことになります。
では、横浜市の困りごととはなんぞや?ですが、私はずばり

健康問題


だと考えています。説明しましょう。


こちらの横浜市のページをごらんください。

まずはこちらのページに登場しているマリノスケをコルスくんに変えるところから取り組みましょう。

もとい、かなり大量のコンテンツ(正直どこに30秒の要素があるかわからなかったのですが、各小見出し毎ということですな)の中で注目していただきたいのが「横浜市が1番多くお金を使っているのは?」の項目。横浜市の財政広報大使であり、解説する立場であるはずのマリノスケが横浜市の一般会計の支出について「何に1番使っているの?」とすっとぼけた質問をしているのに対し、謎のキャラクター・エビちゃんが「保育所・幼稚園などの運営、医療費の援助、生活保護などのサービスに使っているお金が1番多いの。」と答えています。下のグラフを見ると、なんと5745億円。支出合計額1兆9022億円の約3割にのぼります。

確かに私も50歳を過ぎ、病院へと行く機会が多くなりましたが、病院に行くたびにかなりの時間待つこととなり、その混雑ぐあいに辟易します。これら病院を利用する多くの人たちの医療費の大部分は行政の負担と考えると、医療費の援助負担が莫大なのも得心します。
横浜市は当然この最大の支出部分を削減したいわけで、本当に医療が必要な人はともかく、不摂生や運動不足で健康を害し医療が必要になる人をできるだけ減らしたいと考えているはずです。

そう、横浜市は、

横浜市民にできるだけ健康でいて欲しい

と考えているはずです。
そして、その(市民が健康に過ごす)ための予算もきっと確保しているはずですし、税金を遣うことに対する市民の納得感も得られやすいはずですよね。


さあ、そこでコルスくんの出番です!
マリノスケから横浜市の財政広報大使の座を奪い取って、エビちゃんに「ビーコルの試合を見ることで横浜市民は健康的になり医療費の援助負担も減らせるはずだよ!」と高らかに宣言しましょう。

この宣言にもちろんエビデンスがまったくないわけではありません(ここまで書いていて、ようやくエビちゃんがエビデンスから名づけられてることを知りました)。
スポーツと健康に相関関係があるのは周知の事実であり、市民の積極的なスポーツ参加=健康増進へとつながるといった考えは決して間違っていないはずです。そして実際に体を動かす前段階の「まずはスポーツに興味を持ってもらう」部分において、ビーコルが果たすことができる役割は大きいと感じます。

以下、ビーコルが横浜市からサポートを受けるために取り組むべき施策(市民の健康増進を促す)をまとめました。

・「横浜ビー・コルセアーズは横浜市民の健康増進をサポートします」と高らかに宣言する。
・試合後、来場者にコートを解放し、バスケットボールを通じて体を動かす機会を提供する。
・試合会場内で簡単な体力測定や、血圧、血糖値の測定などサービス
・ユースチーム運営のノウハウを生かし、中高齢者向けスポーツ教室を開催する。
・選手のマネジメントから得たリハビリテーションやコンディション維持などの情報をわかりやすくコンテンツにまとめ、試合開催ごとに来場者に配布する。
・ブースター同士がスポーツを通じて交流する機会、場所の提供、モチベーションアップのための選手のサポート

すでに実施していることもありますよね。ポイントは各施策をばらばらに行うのではなく「横浜ビー・コルセアーズは横浜市民の健康増進をサポートする」といった確固たるビジョンを打ち出して、そのもとで施策を行い続け、ビーコルが横浜市の健康政策をリードするんだ!くらいの意気込みで取り組むこと。そうすればきっと横浜市も「そこまで市の問題解決に協力してもらえるのなら、いいだろう。利用料金を割り引きましょう」となるはず・・・なってほしいと切に願うところであります。

チームだけでなく、ブースターもできることはあるでしょう。SNSで「勝てないのはなんで」とか「HCが・・」とか「演出が・・」とか「MCが・・」とか「グッズが・・」とか「チケット代が・・」とか「運営が・・」とか「チェアマンが・・」とかいろいろ言いたいことはあるでしょうが、ぐっとこらえて

「ビーコルの試合に行ったら身体動かしたくなった!」
「ビーコルブースターになって、いままで避けていた運動をするようになりました。なんか健康になった気がする!」
「国プの階段、マジで5キロマラソンするよりトレーニングになるわ!」
「今日はビーコルの勝利を願い試合前にBUNTAIのまわりを10周ほど走ってきました! ごはんがおいしい」
「53歳のおっさんですが河村勇輝と同じスピードが出せるようになりたくて毎日走り込みしてます。なんか若返った気がする!」

などビーコルの試合観戦=健康増進との印象を想起させるようなポジティブなメッセージでSNSを埋め尽くすことで(※嘘はいけません)、市の担当者も「お? ビーコルブースターは本当に健康的だな。これは横浜市にとってありがたい」と思ってもらえるかもしれません。


ビーコルが横浜市のサポートを受けるにはどうしたら良いのか?


結論:ビーコルの試合観戦を通じブースターが健康になる



最後までお読みいただきありがとうございました。








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