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パリスの審判、再び!? ジャッジメント・オブ・ロンドンが5/20に開催!🐈

ワイン好きなら誰しもが耳にしたことのある「1976年 パリスの審判」、
その現代版となることが期待される品評会、「ジャッジメント・オブ・ロンドン」の開催が5/20にロンドンで予定されています!


ジャッジメント・オブ・ロンドンとは?

5/20~5/22に開催されるロンドンワインフェア内で企画されている目玉イベントの一つ。
よくある品評会ではなく、1976年にパリスの審判を企画した「スティーヴン・スパリュア氏に敬意を表す形で」と記載されていることから、現代版パリスの審判となることを意識して企画されていることは明らかです!
現代の高級ワインのベンチマークとなることを目指すとのこと。

先日21名の審査員が発表され、そのうち約7割がマスターオブワインまたはマスターソムリエの資格を持つ方だと判明しました!残りの3割はワインエキスパートで、ワイン関係の執筆業等で活躍されている方々です。

パリスの審判の振り返り

パリスの審判とは、ワイン名が伏せられた状態で、アメリカワインとフランスワインを飲み比べて点数付けをした品評会でした。当時はワインといえばフランスこそが最高の生産地だと思われていた中で、最も高い評価を得たのが赤ワイン・白ワインともにアメリカ(カリフォルニア)ワインという結果に。これは世界を驚かせたとともに、アメリカワインが注目されるきっかけになりました。

パリスの審判での赤ワイン・白ワインの対決内容は、、
白ワイン:ブルゴーニュの銘醸地のシャルドネ vs カリフォルニアのシャルドネ。カリフォルニアのシャトーモンテレーナが優勝。
赤ワイン:ボルドー格付け vs カリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン主体ワイン。カリフォルニアのスタッグスリープが優勝。
でした!

今回の注目ポイント!

今回のジャッジメント・オブ・ロンドンでは、ボルドー&ブルゴーニュとカリフォルニアを対戦させるのではなく、
ヨーロッパのワインとその他の世界のワインがより広範に含まれる」とのこと。白ワイン8組、赤ワイン8組がテイスティングされるようです。
パリスの審判で優勝したモンテレーナとスタッグスリープはこの中に含まれているのでしょうか?
きまぐれワイン猫的には、オールドワールドからはイタリア、ニューワールドからはチリなんかも入ってくるのではと期待しております!

審査は5/20ですが、審査結果の発表は翌日5/21の16:45とのこと。ただしこれはロンドン時間なので、日本時間にすると結果発表は5/22の深夜0:45になります。

楽しみで夜更かししてしまいそう!
どんな結果になるのか楽しみですね!

[参考]


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