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[RIKE]2020年あけまして書いてみました。先日のバスケ試合を見て、今のバスケに思うこと[バスケ]

2020年あけましておめでとうございます。

はじめまして、RIKEと申します。

気まぐれで初めて、noteを使ってみました。これから、定期的にゆるーく書こうかなと思ってます。

昨年の12月25日クリスマスに、友人の誘いで久しぶりにプロバスケBリーグの試合を見に行きました。レバンガvsサンロッカーズ。自分も普段からバスケやっているのですが、あんまり国内のプロバスケを生で見ることはしてきませんでした。

こんな機会で久しぶりに生で見た感じ、Bリーグが発足する前に比べて、かなり熱狂的になった印象です。応援も会場が一体となって合わせたり、来客数も多かったりと、信じられないくらいに変わってた印象でした。昔なんて、会場の半分も客が入らず、盛り上がりもひっそりしていて、これがプロなのか?と心配していた時期も。自分も大学でガチのトップリーグでやっていたので、チャンスとがんばりがあればプロ行きも考えましたが、当時はやはり国内バスケの需要は低く、やっても食っていけない世界だと思っていました。しかし、今のBリーグはいろんな施策を入れて、ファンも増えていき、昔とは比にならないほど人気が高いコンテンツになったなあと実感しました。これなら、こんな世界でやっても楽しいんだろうなあと。

何よりも、自分は大学OBで、その先輩後輩たちが、このBリーグで活躍しているところが見れてうれしかった。この日の試合ではサンロッカーズに後輩の渡辺くんや盛實くん(僕のことは知らないだろうけどw)が出場してて、本当にいい環境でバスケできたんだなとうらやましくも、俺らのために活躍してくれてうれしく思うし、その試合はなかなかハラハラした試合だったけど、いろんな意味でいいものを見せてもらったと思いました。

日本バスケ界にはいろいろ思うところがあって、こんな感じでいい部分を書いても、まだまだ足りないなと思うところがたくさんあるんです。

試合を見て一番に思うのは日本人選手の得点能力の低さ。これは圧倒的な差があると感じます。

バスケの常識的に、外人とのパワーがケタ違いあって、身体の違いもあれば、得点能力の差が著しいと、何一つ勝る部分がなく、ポイントガードをやらせても、外人のほうが1枚上な印象です。これは昔から言われている圧倒的な差で、この難題を解決するのは非常に難しいと思うわけです。ウィザーズの八村くんも日本で生まれたものの、誰もがわかるその外人のオーラと体質があるわけですから、一般的な人からは純粋な日本人とは判断されにくいでしょう。八村くんは高校から注目していたし、嫌いとか悪く言うわけではないんですが、多少そういったコンプレックスなんでしょうか、それを客観的に感じてしまうのです。自分もこんな2mの身長があって、昔からコンプレックスは感じていたんで、同じような身長を持つ自分からすると、そう捉えてしまいがちです。グリズリーズの渡辺くんやレジェンズの馬場くんも期待の逸材ですが、正直この先、不安な要素はいくつかあります。

話がずれてしまいましたが、バスケというのは、身体能力の差で大きく変わるスポーツだと昔から思っています。前回の世界選手権では珍しく好成績を残していますが、それでもまだまだ世界標準には厳しい差があると思うのです。この圧倒的に身体能力が低い日本人選手が活躍するためには、技術を磨くのか、あるいは身体を無理やり伸ばすかと言われたら、前者でしょう。

ところが、この技術ですら外人に敵わない。NBAの練習動画見てると、どんな選手もシュートが軽く、自然と入る。すべてにおいて技術も勝らない。これでは、いいところが全くない。こんなんで日本人選手は大丈夫なのだろうかと、試合を見て心底思ったわけです。国内ではこんな盛り上がりしているものの、正直まだまだ世界では戦えない。この日の試合も日本人選手よりも外人選手のほうの得点が著しく高い。試合観戦のときも、後ろのおっちゃんが、日本人選手のシュートが外れたときに、「何やってんだ!」と罵声を送る声が聞こえたとき、自分は、無理もない、身体もそうだし、根本的な技術が欠けていると感じたわけです。

自分は決してバスケがうまいほうではないと自負してる身として、そんな上から目線、なのかはわかりませんが、こう書いています。でも単純に試合を見て客観的にそう思った。同じくバスケをしている人間として、なぜか、もっと日本を改善させたいと思ってしまった。あのNBAスーパースター選手たちと、せめて対等に、戦ってほしい。八村くんたちも、世界レベルで戦っているのに、国内選手はこれでいいのか?と思ってしまう。普通にプレーして、職業としてやっていくことや、こういう興業ビジネスには否定はしない。そういうのはあってもいい。でも、全体がこのレベルでは世界では戦えない。

そういった選手を作るためには、教育、ワークアウトはなどは欠かせない。そして、自分が思うことは「気づき」。これが昔の自分になかったから、今はとても悔しい。バスケって実はこうやればいいんだとか、こうやったら見える世界が変わることが多々あった。昔は、ひたすら苦しい練習を耐えて耐えて耐えてやったものの、全然うまくいかなく、気持ちにも余裕が持てない。でも、大人からさらに歳を重ねてわかったことがたくさんある。それを若い頃に気づけなかった。今の知識量で若い頃に戻れたらいいなって思ってしまう。

今、プロで活躍している人や、強豪校で活躍している選手はほんの一握りしかなく、大半は平凡な部活でバスケしている人たちが大勢。そんな中で、開花できる人はかなりいるはずなのに、周りの環境とその性格がそれを許さない。もっと世界が広く見えるはずなのに。これが現実だ。もったいない。

今の時代は本当にうらやましい。昔なんて、ネット環境がない、Youtubeなんかなかった時代だから、うまい人が見れなかった。NBAなんてネットが普及してから見始めたくらいですからね。大学のとき、バスケはどうやったらうまくなるのかを先輩に問いたところ、うまい人のまねをしろと言われた。それが今ようやくわかってきたのは正直もう手遅れかもしれない。でも、自分は今の状態でプライドを持ってバスケしています。勝ちたいのは求めないとして、負けたくない気持ちでバスケしている。だからこそ、自分がチームでできることをやっている。そのための練習、準備なんだ。

そう先輩からの教えで気づいた。若い頃は練習が退屈で、正直行きたくなかった。でも、今思うと、その退屈な練習をどう面白くするかは自分たちなんだと今更ながら実感。それを本当はもっと、いろんな子供たちに知ってほしい。若い子たちの育成がこれからも大事になっていくんだと思っています。

自分の先輩になりますが、今、「考えるバスケットの会」という会員制バスケコミュニティを運営している中川直之さんは日本全国各地に周っていろんな方々にバスケを伝授しています。このnoteは中川さんに許可をもらって書いているわけではなく、自分が勝手に書いているだけで、まあプチ宣伝にはなってしまいますが、この先輩からすごく計り知れないものを学んでいるような気がしていて、バスケ本質というか、この方によって大きく気づかされた部分が多く、大学時代に少し会って、それからOB会で仲良くさせていただいたけども、正直もっと早く会いたかった。また、中川さんは兄弟そろってバスケの伝道者であり、弟の和之さんとも大学時代に世話になって、今は指導者として活躍しているんですが、やはりもっと早く会いたかった。それくらい、伝説の中川兄弟は後輩である自分たちにとっては崇拝せざるを得ないくらい尊敬していて、形が変われど、今も注目させていただいています。動画教材やネットを使って有意義に指導と宣伝されていて、これが自分の高校時代にあったらどんなに良かったかとつくづく思うんです。

直さん、和さん、お借りさせていただきます。

長々と書きましたけども、あの試合を見て、決して、各選手をあーだこーだというわけではなくて、あくまでも自分の脳裏によぎることがたくさんあって、これからも日本人選手にはもっと開花してほしいと思ったし、これからの日本バスケにはもっと成長してほしいという願いがあるわけです。間違いなく、国内バスケは盛り上がっているので、ここから先は世界と戦うための難題に少しでもエールを送りたい気持ちです。まあ解決にはならないかもしれませんね。そういった人が増えていってはほしいですけど。

そんな2020年の仕事始めは久しぶりのオフィスなのか、なぜか身体が震えてます。今年は、仕事も遊びもいろんなことにマルチでやれたらという年にしたいですね。

RIKE


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