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結婚式にいきました

日曜日は中学時代の友達の結婚式に呼んでもらいまして、物心ついてからは初めての参列をしてきました。

結婚式はいわゆるキリスト教式。
ゴリゴリ美人の新婦さん(はじめまして)に驚く。

新郎、たいそうガチガチではあるものの、背筋を伸ばしてエスコートする姿はかっこよかった。
やんちゃだった昔からは打って変わって、男としてのプライド、自信が滲み出てて、
「あ、コイツいい男になったんだな」

って、嬉しかった。

披露宴も笑いあり、涙ありのとてもいい場だった。
社内結婚だったらしく、共通の上司が挨拶したり、会社の野球部の監督が新郎をいじったり。
愛情しかない、幸せな空間だった。

そんな中、中学の野球部3人、高校の野球部4人でたらふくビールを飲み、なんとか会話して楽しく初対面を乗り切りました。

式の中で1番かっこよかった男は、まぁ当然新郎だとして、2番目にかっこよかったのは新婦のお父様。

どちらかといえば小柄で穏やかそうな方で、威厳があるとか、イケメンだとかはお世辞にも言えない感じ。大変失礼ながら。

だけど、新婦と共に入場してくる表情にも、挨拶を見守る姿にも、
娘を育てあげ、送り出す男の誇りがあった。

「俺は、父親の責任を全うした」
って感じ。
きっと、これまでの娘との思い出がよぎり、寂しくもありながら、幸せな未来を願うんだろう。娘のドレスに、万感の思いを込めた眼差しを向けておられた。

もちろん、実際のところは知らないので勝手な想像。決して当たらずとも遠からずだと思う。
年上の男性のあんな場面はそうそうないから、あれこそが男のあるべき姿だな、と物凄く感銘を受けた。

彼女いなくても幸せだし、とか、一生独身でも困らない、とか、言ってみたりする。

そういうことじゃない。肌で感じた。

守るべきものを背負い、自分以外のために歯を食いしばり、最後は胸を張って巣立ちを見送ることが人間としての器をでかくするんだ。

めちゃくちゃ感動した。良い経験をさせてもらいました。

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