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「こにゃん市役所プロジェクト」で見る持続可能な動物福祉の仕組みとは?



行政機関がしたら面白いのになってことをネコとユーモアと互助の心を持ち、利益を上げる方法で、解決していくための世界観を分かりやすくするための枠を、まずは、作っただけになります。

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課ごとにやりたい人とつなげてひとつの事業にするイメージでいます。全体に必要な事務や会計などは共有のオフィスを持つことで効率よく事業を広げることができると工夫になるかなと。

どうして、動物福祉?
パートナーであるNext Commons Lab湖南のコーディネータでもある私が保護猫と暮らし「自分にできることを少しずつ」ですが、動物福祉に関心があり、湖南市には以前から「こにゃん市」という枠がありました。
しかも、行動力もあり、知恵やスキルを持つ多彩な人間が湖南市に集まろうとしているのだから、きっと面白いことが起きる!と思ったので、プロジェクトとして立ち上げることになりました。


どうして、こにゃん市役所?
こにゃん市という枠があったので、それを支える多様なキャラクタがさまざまな課題に立ち向かうこにゃん市役所 職員として働いている「仮想行政機関」という世界観でまとまりつつ、職員キャラ毎にいろんな事業を立ち上げてたくさんのチャンスにつなげられるのではと考えたからです。


今の動物たちの現状って?
多くが、一部の団体さんや個人の方が、自己資金や寄付によって、いろんな課題を抱えたまま、予算的にも体力的にも苦しい中で、懸命にひとつでも多くの言葉を話せない身近な生き物たちを救おうと活動されています。


課題は何?
・減らない捨てられる動物たち
・動物を保護するのに必要な多額の資金
・資金源は活動している個人の収入か寄付金
・動物のお世話に回せる限られた時間
・高いペット治療費

資金集めと使い道
ほとんどを寄付に頼っている部分があるかと思います。
寄付に頼るということは、動物福祉に関心があり、寄付できるほどの資産のある限られた人口に頼ることになるということです。

また、大半が、タオル、ペットシーツ、ご飯などの日々の消耗品だけでいっぱいいっぱいではないでしょうか。
しかも、医療費も保険のない動物は、ちょっとした検査で2万〜3万円ほどがどんどん必要になってきます。
自身の活動で給料が出る訳では無いところがほとんどなので、自身も働きつつ活動も続けていることから、資金については大変な苦労をされているところが多いのでは無いでしょうか。
もっと、広い人口から資本が集まれば、動物にも優しい、人が暮らしやすい世界に近づけるような気がしています。


新しい動物福祉のかたち、イメージは?
関心がない、人口も取り込んで利益を生むような仕組みを考えていきたい。

もう一つは、集まった資金の効果を最大限にして活かす仕組み作り自体に資金を使うということです。(例えば、効率化のコンサルタントにお金を払ってお世話の効率化を図るのなど。)

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将来的には、一定の基準を満たした居場所のない動物さんに対してなら、無料で治療を受けられる動物病院の設立も仕組み作り出来ないかと考えています。

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