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ケニアのお米と炊飯器①

KiliMOL代表の大山です。

ケニアに来て最初の週末2月5日(土)に買ったもの、それは「お米と炊飯器」です。こちらで稲作用農機の販売をしているのに、現地のお米を自分で炊いていないのはさすがにまずいでしょ!ということで、まず最初にお米と炊飯器を買ったというわけです(笑)。

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お米は、前日の2月4日(金)にお会いした在ケニア日本大使館の方から、ケニアの一般的なお米よりもしっとり感があって美味しいとお勧めいただいた、CILのSINDANO FRAGRANT RICEを買いました。LONG GRAIN WHITE RICEとある通り、日本のお米(短粒米)より細長い長粒米です。また、 "FRAGRANT"であり、 "AROMATIC"と書かれているのは「良い香りのする」お米(=香り米)ということです。そして、GRADE1というのは、以下のような基準を満たしていることを示しています。
・Broken(破損米の割合)5%以下
・Heat damaged rice(熱によるダメージを受けた米の割合?)1%以下
・Damaged rice(汚損米の割合)1%以下
・そのほかにもいくつかの基準があります。
(詳細は「EAST AFRICAN STANDARD Milled rice - Specification」ご参照。)

値段は2kgでKsh342(Ksh=ケニアシリング)です。日本円とケニアシリングの為替レートは偶然にもほぼ1円=1Kshなので、2kgで342円ということになります。日本よりはだいぶ安いですね。

お米の販売

尚、ケニアでもお米の種類はたくさんあります。値段は5kgでKsh700-1300(=700円-1300円)とかなりのレンジがあります。

炊飯器陳列棚

悩ましいかったのは炊飯器選びです。。。象印やPanasonicやタイガーなどがあればよかったのですが、ここはケニア。日本メーカーの製品はありません。となれば、デザインで決めるしかない(笑)。結局、一番モダンな感じの "VON"と書かれた銀色と黒色の炊飯器にしました。大きさは1.8リットル(=10合炊き)で、値段はKsh4,600(=4,600円)です。最初は小さい炊飯器を探していたのですが、そもそも小さい炊飯器がありませんでした。ケニア人は家族が多いからなのか、たくさん食べるからなのかわかりませんが、大きいものが売れるということでしょう。ちなみにこちらではリットル表示しかないのですが、日本式への換算は以下のようになります。
・1.0リットル=5.5合炊き
・1.5リットル=7.5合炊き
・1.8リットル=10合炊き

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中にはSteam Tray(スチームトレイ)がついていて、これはご飯を炊くのと同時に野菜をSteam Trayにいれて炊飯釜の上部に設置して蒸すのに使うようです。面白いアイディアですね!

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さぁ、炊いてみた結果は・・・ちゃんと炊けました!(当たり前か(笑))
味も十分美味しいものでした!日本米とは確かに違いますが、それなりにしっとりしていて、もち米のような感じもありました。良い香りも少しします。それにしても均等にポツポツ穴が開いたようになっているのはなぜなのでしょう??熱の伝わり方が均等ではないということなのでしょうか?謎です。

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無事にコメも炊けておいしく食べられて一安心。日本から持ってきた「のりたま」との相性もばっちり(笑)。今後、いろいろな種類のコメの炊飯にチャレンジしてみたいと思います。

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来週からはケニアNo.1のコメどころ、Mwea(ムエア)に遠征してきます。首都のナイロビから北へ100kmいったところにあり、ケニアのコメの約7割を生産しています。昨年9月以来の訪問、楽しんで行ってきたいと思います。

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