新規メンバー

ONIGIRIファンディングっていう小口ファンドを運営しています、振り返ればちょうど1年前くらいから始めて、今年はお試しな感じで2つ3つのファンドを組成しました、組成っていうほどのものでもありませんが。ファンドなんで当然ですが不特定多数の方から少額の資金を集めて不動産を買って運用して配当するというものです

これはここ2,3年不動産投資業界で結構なブームとなっていて、こぞって新規参入が増えている分野なのです。以前は資本金1億とか、業務管理者のライセンスなどで結構なハードルがあったものですが、最近そのハードルがぐっと下がって資本金1000万円で良いよ、となり、またクラウドファンディングでも対応可能!ともなり、こぞって目ざとい業者が参入しまくっている状態。

とはいえ、許認可に加えシステム構築、また始めたら始めたで運用担当が必要だったり、ファンドが終えたら税務署への届け出など見えない雑用?が結構あるのでおいそれと始めても継続するのは相当な覚悟がないとできないのもまた事実。

わたくしもとりあえず勢いで許認可取ってシステム作って、そこまでだけでも2000万近く費用発生してますが、、、いざやってはみたものの、、いったいどこで利益取るんだ!?と相当厳しい現実が目の前に現れます。

ファンドで調達した資金で物件買って転売、というのがオーソドックスかもしれませんが、単純にそれだけであれば金融機関から借りれば済む話。 また、金融機関の融資がつきにくい物件(賃貸中や、違法建築等)であっても多少高めの金利(7%程度)の金融機関であれば問題なく調達はできたりします。

ので、5%とか6%程度の利回りです!といってファンドを組成しても7%の金利よりも低いからとはなりにくく、投資家ひとりひとりのマイページにアップデートしたり、それぞれの細かい源泉引いた計算や振り込みなどなど、を考慮すると恐らく10%くらいの金利でも支払って借入したほうが楽なのでは?という状態に陥ります。

と、色々ネガティブなことを書きましたが、(事実ですが)個人的にはせっかく取得したライセンスなんで、損得勘定抜きにとまではいかなくてもやり続けることでしか見えない景色があることを期待して来年からは専任の担当者もつけて運営していこうかなと思っています。

と、いうことで人材募集をしていたらなんとびっくり、モロ同じことをやっていた会社の経験者からの応募があり即決。ということで年明けからONIGIRIファンディングコアメンバーとして活躍して頂く予定とともにファンドも定期的に組成予定です!




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