今私にできることについて考えてみました
ちょこちょこと書かせていただいていた転職活動ですが、無事にある企業から内定をいただきまして。
今の私はフリーターみたいな生活に終わりを告げ、新しい職場で新しい仕事をしています!というか。
覚えることがとにかくいっぱいで、毎日がすごい速さで過ぎていく…!という状態だったのですが。
今の私は職場から「休業」を言い渡されています。いきなりすぎる。
なので、時間があります。お金はないけれど、時間はある。
…お金といえばちゃんとお給料は振り込まれるのか心配なところですが。
心配事はさておいて(まぁとにかく)、今の私にできること。それは何か。
それは何かを考えてみます。
※はじめに
私は医療に詳しい人間ではなく、文系・理系で分けても完全に文系の人間です。
なので「私は対策としてこうしています」みたいなものに対して、根拠らしいものを示すことはできません。ニュースなどで私が見聞きしたことから私が判断して、私が勝手にやっているだけです。
しかも特殊な技能(絵が描ける、楽器の演奏ができる、とかそういう…)を持っていないので、ただただ文章を書いただけです。
つまりこの記事は「休業中の一般人が書いている」ということになります。
…え、それって需要あるのか?わからないけどせっかく一生懸命書いたので公開しようと思います。
*
今の私が自分以外に対してできることはあんまり無い
いきなり身も蓋もない結論のようですが、最初に出てきたことはこれです。
考えてはみたのですが、私は専門家でもなければ病気関係に詳しいわけでもない。ニュースやなんかで知り得る情報くらいが精一杯の、一般市民です。
そしてなんと言っても今の私は休業中の身。それはつまり私の収入が予定していたものよりも減るということです。収入が減ると、それに合わせて支出を減らすことになるので、予定していたよりもお金が使えなくなります。
「転職が決まったらコレをしよう!」「転職が決まったらコレを買おう!」「転職が決まったらココに行こう!」
そう思っていたものに向かって全力で走っていくことができない。それが苦しいです。
「買い支え」というようなことではないのですが、私は「転職したら『その給料を注ぎたい窓口』」を転職活動中にいくつかつくっていたんです。
行きたかったところもいっぱいあるし、やりたかったこともいっぱいある。買いたかったものもあるし、参加したかったこともある。
全部お金がかかることだけど、私はそれらにお金を払うために頑張って転職活動を続けて、そして内定をもらい、働くところまではきた。
…きた、と思ったらそこに突然の休業です。。。
私がnoteを書き始めた頃には、私自身もう転職活動を始めていて余裕がなかったので記事にはできてはいませんが、私は映画を観に行ったり旅行に行ったりすることも好きなんです。ソロ活動最高。
カフェでおいしいコーヒーを飲みながらぼーっとしたかった。ひとり焼肉とかもしたかった。ひとり鍋とかもしたかった。
…ひとりでキャンプに行って「ふたりソロキャンプ」を読む「ひとりソロキャンプ」もしたかった。
せっかくレインウェアも買ったんだし、トレッキングも始めたかった。「山と食欲とキャメル」がしたかった。
したかったなー!!!
家にいながらにしてできることについて、わかっていることと知りたいこと
やりたかったこと、お金を注ぎたかったことに向かうことができない。それは辛いことです。
辛いときに支えてくれた(と勝手に思っている)対象に、これからは存分にお金を使うことができると思ったのに。そういう辛さです。私は辛い。辛いです、とても。
でも同時に私は、それだって「これからもずっとそうだ」というわけではないと思っています。
いつかできるようになる、と。
しかしながら、世界の有り様が今までとは変わってしまって、いろんなことが今までと同じようにはいかなくなるかもしれません。続けるために、必要に迫られて、ある程度形を変えることになるものもあるかもしれない。
でも、「無くなって」しまったら困る。
私の好きな漫画やアニメ、小説、ラジオ。映画館やキャンプ場。取り組みや運動。
それらのために私ができることは「まずお金を払うこと」だと思っていたので転職活動を頑張ってきました。
ですので、読もうと思っていた本はこの機会に買えるだけ買っています。
漫画も実用書もエッセイも。Kindleなどの電子書籍だと家から出ないで購入することができます。宅配を頼む必要もないので業者の方に負担をかけずに済むところもメリットだと思います。
ですが、その一方でわからないこともあります。
休業している会場や、観客の動員が見込めないイベントにはどうやってお金を払えばいいのでしょうか?
そこで働く方々に対して、私は何ができるのでしょうか?
私はそれを知りたいと思っています。
こうやって書き出すと休業中の私が家にいながらにしてできることは本当に少ないですが。
家にいながらにして払えるお金は払っていこう。少ないけれど、できることをやっていこう。
やりながら、歩きながら考えていこう。
そんな風に考えています。
家にいてできることは、まずは自分自身が健康でいること
今の私はとにかく「体調を崩さないことが大事だ」と考え、それを第一に考えて行動しています。
具体的なことでいえば
熱は定期的に測る。食べたいものはあんまり我慢しないで食べる。手洗いとうがいを丁寧にする。無茶をせず、少しでも「あれ、ちょっとおかしいかな」と思ったら休む。などなどです。
外に出ない分運動量が減るので、運動不足解消と気晴らしも兼ねて軽い筋トレをしています。本当はジョギングに出たいところですが、とりあえず今は我慢しています(反動なのかネットでクロスバイクを物色してしまう…)。
私はたくさん眠ると元気になるので早くベッドに入ってさっさと寝ています。その分朝起きるのも早くなりますが、夜更かしするよりも身体は元気です…それは当たり前か。
身体だけでなく、心の健康も大事
少し話が変わりますが、私が最近知った言葉に『HSP』というものがあります。
私がこの言葉を知ったきっかけが何だったのかは忘れてしまいましたが、それは私が今悩んでいることや、かつて悩んでいたことについて理解するためのヒントのようなものでした。
「HSPって何?」という気持ちになった方、興味が湧いた方に私がおすすめするのは、noteで連載されているおがたちえさんの漫画です。面白くてわかりやすいです。
実は私、「この機会に」とこの方の本のKindle版を買って読んでます。
私自身の全てが彼女と(あるいは漫画の登場人物と)完全に一致するわけではないですが、傾向として近いものがたくさんあるように思いました。根本にあるものというか、歩いている道の状態(土の具合とか)というか。そこから見える景色というか。うまく言えないのですが。
なので、紹介されているエピソードが身近に感じられましたし、まるで似たような悩みを持っている友達とカフェで悩みを打ち明けあって「それわかる!」と言い合っている気持ちになりました。
「HSP専門家・キャリアコンサルタント」のみさきじゅりさん(おがたさんに対してもだけど、『先生』と呼ぶべきでしょうか…?)が監修しているアドバイスもあるので、おがたさんの(いや、『さん』でいく)エピソードと合わせて実用的な一冊だと思います。
ちなみに私は珈琲フィルターのところとメールの文章を考えるところが特に共感のため息が出ましたし、「HSC」のところは過去にあったことを思い出してちょっと泣きました。偉いぞ、私。
そんな私なので(?)、ここ数日は「涙活」なるものをしています。
涙活の定義はよく知りませんが、私にとってのそれは「好きな映画を観たりして泣くだけ」です。
悲しさよりも嬉しさ方向の、感動の涙を流しています。映画じゃなくても漫画を読んだり、目が疲れてきたら音楽を聴いて泣いています。
感動して涙を流すとめちゃくちゃスッキリするのでおすすめです。外に出なくてもできますし。
それに「泣く」ってけっこう疲れるので、泣いた日の夜は早い時間に眠くなってぐっすり眠れますし、朝も比較的気持ちよく起きることができています。
私は休業中の今もいつもと変わらない時間に起きて変わらない時間に眠っています。そのせいもあってかそれなりに身体も心も健康です。
余談ですが、先日私はAmazonプライムビデオでクレヨンしんちゃんの映画「爆睡!ユメミーワールド大突撃』を初めて観て泣きました。何の情報も入れずに観たので涙が出て自分でびっくりしましたが。観ようかどうか迷っている方、ぜひ!
「今」経験できたことを「これから」に活かしていく
私は今、早起きし、3食をだいたい決まった時間に食べ、少し筋トレをして、ちょっと泣いて早く寝ています。たまにこうして文章を書き、集中して取り組む時間をつくっています。とても充実していると感じています。
そんな静かな充実に満ちた生活ですが、これは一時的なものです。休業が明けてまた出勤するようになれば、忙しい毎日がきっと帰ってくることと思います。
そうなってしまえば腰を据えてじっくり何かを考えたり、映画を観て涙を流したりする余裕もなくなるかもしれません。実際、休業になるまでの生活を思い返すとそうでした。基本的に平日は帰ってきたら夕食を食べてシャワーを浴びたらあとは寝るだけの生活でしたし。
でも、今の私は「今実践している時間の過ごし方は私の生活をより良くするものだ」と知ってしまいました。知ってしまったらもう「それ無し」な生活を送ることは嫌です。
何より「私の心」が「それ無しはダメ」だと言っています。そういう心の声を無視してよかったことなんて、私の人生のうちで1度もありません。
なので、今やっているいくつかのことを「忙しい毎日を送るようになってもできること」に変換していこうと思います。今のうちに。
例えば私はひとりになる時間が無いと生きていけない体質なので「1日1回、30分くらい誰とも会わない時間をつくる」とか。涙活はスッキリして心の健康に良いので「週に1回は泣く時間をつくる」とか。
また生活が変わるまでの間に、そしてその変わった生活を送りながら、考えていきたいと思います。
「自由に外に出られるときがきたらやりたいことリスト」をつくって、それを楽しみにする
自由に外に出られるようになって、できることが増えたらやりたいこと。
今は我慢しているけれど、いつか実現したいと思っていること。
その多くが「お金のかかること」です。そして私は「そこにお金を使いたい」と思っています。
好きな場所(モノ、コト、ヒト)がずっとずっと存続するために、私は働いてお金を稼ぐ必要があります。
私の転職活動の理由のひとつだったわけですが、休業が明けて忙しくなっても「私はこのために頑張っているんだ!」と思えるものリスト、あるいは「自由に外に出られるときがきたらやりたいことリスト」をつくっていきたいと思います。
大きく言えば「未来の自分のためのリスト」ですね。
・ソロキャンプに行く
焚き火がしたいです。好きなキャンプ場に存続してもらうためにも、定期的に利用してお金を払い続けたいです。
・塚口サンサン劇場に行く
1番好きな映画館。ここで「SHIROBAKO」が観たいです。「さよ朝」も観たいし、「花いろ劇場版」も観たいです。Twitterで見たマサラ上映や前説も体験してみたいです。無くなったら困ります。
・トレッキングを始める
mont-bellの店員さんに「まずはこの山がおすすめですよ!」という山を聞いているので、外に出られるようになったらまずはそこに行ってみるつもりです。登山用品も山行に合わせて少しずつ集めていくつもりです。
・ちはやふる基金に寄付する
お給料の振り込みが確認できたら実行します。寄付は「自分の生活が成り立っていることが前提」だと思っていることと、「継続していくことが大事」だと思っていることが理由です。私ができることは小さいけれど、それでも。
・湯涌ぼんぼり祭りに参加する
まだ詳細が出ていないからわかりませんが、開催されるのであれば行きます。されなかったら全然関係ない時期に旅行してこようと思います。無くなったら困りますし、理解して受け入れてくださっている湯涌の方々に何かしたい。なので、旅行してくるのが1番かと。
・海外にもう1度行く
「一本の道」を見てから行きたいところが増えてしまったけれど…ヴェネツィアには必ずもう1度行きたいです。写真の猫はヴェネツィアにいました。またフローリアンでカフェラテを飲みたいです。
今できることについて書いてみて、今思うこと
やっぱり私にできることは少ないな、というのが正直な感想です。そしてそれは悲観でも自虐でもなくて、単に事実なんだと思います。
ですが、私はその事実を冷静に見つめ
「私にできることは少ない。だからそれを着実に、丁寧にやっていこう」
そう思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?