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自分で決断することの恐さ

「離婚を決断したときとっても怖かった」のを覚えている。

今まで自分でやりたいことは自分で決めてきた。
でも誰かと関わるときの決断は相手に委ねてきた。
その方が円満にことが運ぶし争い事は嫌い。

でも、離婚は自分で決断するしかなかった
相手は離婚したくなかったから。
だからとっても辛かったし怖かった。
13年間一緒にいると情もわく。
一度好きで一緒になったんだから楽しかった思い出もたくさんある。

安定の夫婦上位3位内に殿堂入りしていた(by友達調べ)私たちの離婚はまわりをざわつかせたようだった。

一番焦っていたのは元旦那さんだった。
こんなにうまくいってるのにどうして?
浮気もギャンブルもしないしこんなに一生懸命仕事もしている何が不満なんだ!!と怒っていた。

同じことで何回も喧嘩することに疲れたこと。
うまくいってるのは私が我慢しているからってこと。
仕事をしながら家事、料理、全部することにも疲れたこと。
イライラしてすぐにキレることに疲れたこと。
言葉使いが乱暴で疲れること。
もうお金もキャリアもどうでもいいから、ただ毎日相手を思いやって過ごしたいことなどをぜーんぶ伝えた。というか結婚生活7年間ずっと伝えてきた。でも、何も変わらなかった。

一番、府に落ちなかったことは「お前は一度もチャンスをくれなかった」と言われたこと。いままで伝えまくってきた7年間はなんだったんだろう。

でも実際当時の私はこんな理由では離婚の理由にならないんじゃないかって思っていた。だからなかなか離婚も言い出せなかったし決断できなかった。
まわりのみんなはもっと頑張ってるのだから頑張らなくちゃと思っていた。

何度も何度も話し合おうとしたし、実際に話合ったけど結局分かり合えなかった。私はとにかく疲れていた。もう無理だった。

何度伝えても理解してもらえない。私のフランス語がダメなのかな?
そう思って義理のお母さんに伝えたら一度のメールで全部理解してくれた。

「わかった。とても残念だけどもう元に戻れないのなら、息子のサポートを全力でする」といってくれた。

それが何よりもの救いだった。彼には誰か支えてくれる人が必要だった。

フランス&日本のお互いの家族が言葉の通じない中、お互いに歩み寄ろうとしてくれた。そのおかげでとても仲良しになれた。なのに私はそれを壊そうとしていた。そしてそんな自分を責めた。とってもつらかった。でもごめんなさいもう無理です。

どうして人生ってこんなに辛いんだろうって思った。
神様は意地悪だ。どんなにがんばっても報われない。

でも、おてんとさまはちゃんと見ている。自分の気持ちに正直に進んでいけばご褒美をくれる。

だから今つらい人に伝えたい。

人生はつらいだけでは決して終わらないようになっています。

それを伝えたくて私は自分の経験を発信することにしました。

一人でも苦しい人の心が軽くなりますように♡

あなたのサポートしてくれたエネルギーを記事に載せて読者のみなさんへ届けます♡たくさんの人が豊かになりますように