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【賢い人とバカの違い】愚者は結論から学び賢者は理由から学ぶ

こんにちはキクティーです。

「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ」

ということわざがありますよね。

「愚者は自分の経験から学ぶと信じており、賢者は最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。」

という意味らしいです。

ですが僕的にこのことわざは微妙だな〜と思ってます。


というのも現代では情報が溢れまくっており、答えっぽいものはすぐ見つかるからです。

そこにあまり価値はないと思っています。

だから実際に経験したことから得られることの方が重要かな〜と思っています。


では愚者と賢者の違いは何なのか??


今回は僕が思う愚者と賢者の違いを話します。

タイトルの通りですが

「愚者は結論に学び賢者は理由に学ぶ」

と思っています。


頭の悪い人は結論だけを知りたがる傾向にあり、賢い人は理由を知りたがる傾向にあるなと感じています。

結論はもちろん重要です。

しかし本来大切になるのは、結論の裏側にある「理由」であり、その結論までに至った背景です。

背景や理由をすっぽかして、結論だけを言っても意味がありません。

それなのにもかかわらず、頭の悪い人は結論だけを教えたがるんですよね。


これだけだとよくわかんないと思うので、具体例を出していますあぁ。


例えばプロテイン。

プロテインは「筋肉がつきやすくなるから」飲みますよね。

ここで大事になるのは

「なぜプロテインを飲むことで筋肉が付きやすくなるのか?」

ここを理解することです。

言わずもがな、筋肉をつけるのにタンパク質が必要で、そのタンパク質を手軽に補えるのがプロテインだからです。


2018年に出たメタ分析だと、体重1kgあたり1日1.62グラム 以上とっても、 筋肥大にとってプラスにならなかったと言う結果が出ています。

だからこれぐらいタンパク質が取れてれば、プロテインは飲まなくてもいいわけです。

※他の論文だともっと摂るにつれて筋肥大効果は高くなったというものもあるので、あくまで目安です。

これをわかっていれば、必要以上に飲むこともないですし、逆に足りてなかったら多めに飲もうと考えられるわけです。

しかし、結論しか知らなかったら、だいたいパッケージに書いてある「1日3回飲む」みたいな数値を目安にするでしょう。

すると1日のトータルで見た場合たくさん摂りすぎてしまったり、逆に少なかったりとまちまちになってしまいます。


このように結論だけ知ってると、応用が効かないんですよね。

これはどんな物事にも言えます。 だから理由や背景を知っておくことがすごい大事なのです。

ストレッチについても

「このストレッチは腰痛に良い」

と言う結論だけ知ってやったとしても、逆に体に悪い可能性だってあります。

ビヨビヨに伸びちゃってる筋肉をさらにストレッチしたら、 余計バランスが崩れて、腰痛を悪化させる要因にもなったりしますからね。


だから結論だけ知っててもだめんすよね。


ここまで聞いて


「うんうんそうだよな。まぁ俺はいつも「なぜ?」を大事にしてるから大丈夫だ!!」


と思ったあなたは賢いです。

というのは嘘で、あなたほど危険です。笑


実はこれにはカラクリがあります。

それは、自分の専門分野であれば「理由」の部分をしっかり考えられますが、興味がなかったり苦手な分野のことについては、考えることが難しいのです。

 調べるのが苦痛になるので。笑


そういう苦手分野に関しては、結論を求めたがってしまいます。

これは自分が思っている以上に当てはまる傾向なんです。 


特にリテラシーが高そうな専門家ほど注意ですよ。


だいたい1分野のみの知識に特化していて、後の分野はパッパラパーみたいなことはよくあります。

SNSでもよく見ますね。専門家だけど得意分野とズレた分野のことについて、突拍子もない事を言ってる人。笑

僕が思うに専門家って「1分野の専門知があるだけのバカ」だと思ってます。


だから僕は常に自分を愚者だと思っています。

愚者だからこそ学ぶし、愚者だから こそ人に聞いたり調べたりします。


これを見てる方もぜひ、 どの分野においてもしっかり情報を精査する癖を身に付けてもらえればと思います。


気をつけていきましょうね。それでは。

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