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276.不安な気持ち。

人間は自分を守ろうとする機能があるから、当然不安になることは避けられない。

けれどもそれが過度になりすぎると、身動きが取れなくなるし、思考に意識が持っていかれてしまう。

起こってもいないことに多大なエネルギーを注ぎ、全く「今」を生きられなくなってしまう。

そしたら、もう永遠に不安の中に生きることになる。

何故なら、未来に不安を感じている今が不安だから。

ずっともやもやして、気が重くてしんどいのは不快だし、動けなくなってしまうからね。それで、動けない自分を責めて、悪循環になってしまったら何もできなくなってしまうし。

じゃあどうしたらいい?って話なんだけど、

不安を感じてしまうのはしょうがない、と諦めた上で、不安に囚われないようにしたらいいのだと思う。

不安が発生するのは、人間の機能として当たり前なんだとして、感じてあげることまではできるよね。

その不安をどうこうしなくてもいいってこと。

上がってきたら、ああ、不安になってるのね。って聴いてあげるだけ。そして、身体のどこに不快な感覚があるのか感じてあげるだけ。

今、その不安に対してできることがあるならばやればいいし、自分ではどうにもできないことならば誰かに頼ればいいし。

それでもどうもできないならば、委ねてみるのもアリだと思うんだよね。

時期が来たらどうしたって動く時は動くからね。

この不安に慣れるというか、発生するもの、って知っているだけで、意識の重さが変わってくるよね。

不安に囚われる時って、妄想や起こりもしていない現実に対してすごいエネルギーを使ってるってことだから、事が起きたら、一つずつ行動していけばいいんだよ。

大丈夫、大丈夫。

とりあえず、しっかり感じてあげたら、今食べたいものとか今したいことを自分にさせてあげて。いっぱい自分を甘やかせてあげて。

意外と気が抜けてリラックスしたら、思いもよらなかったアイデアが浮かんだり、いい情報が入ってきたり、自分の中で気付きを得たりするものだから。

人間の根底には安心の欲求って言うのがあって、そこが満たされると次の欲求が生まれる。

だから、この不安という掴みどころのないなんとなく気持ちの悪い感覚を、無理矢理消そうとするのではなくて、どう乗りこなすかっていうことを知っておくといいよ。


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