275.リアルを受け入れるということ。

この写真、面白い。

実は夜空がすごく綺麗で撮った写真なのだけど、しかも２枚撮ってちゃんとシャッター音まで聞いたはずなのに、カメラロールを見てみたら、足元の写真。

天を撮ったはずなのに、地が写ってる。(笑)

空の写真撮った後、すぐバッグに入れたはずなのに、、。

撮ったはずの空の写真はどこへ行った？２枚、、。(笑)

なんだか時空が歪んだのかな？

タイムラグで写っちゃったのかしら。

とまあ、最近はなんだか不思議現象がよく起こっていて、時間の概念ってなんだろうな、と思っていたところ。

この三次元の世界では、現在・過去・未来という概念が存在しているが、実は「今」しかないんだな、ということを実感している。

今日だって、記憶は2枚の写真を収めた、と思っているが、現実は足元の写真で。

だからって、そこをいくら深掘りしたって、現に今、あるのはこの写真。それが事実。

じゃあこれを自分に起きている諸問題で考えてみれば、いちいちそこに意味付や解釈なんてしたところで、事実は事実で存在している。

結局、今、目の前にあるリアルを受け入れなければ、この先の創造はできない。

解釈はいくらでも都合のいいようにできるけれど、自分の今感じていることは事実として存在している。

これはどういうことかというと、目の前に在る状況と、自分が今感じていること以外に思考やエネルギーを使う必要がないということだ。

もちろん、激しい三次元ドラマを楽しみたいのなら、いくらでも楽しんだらいいのだけど、私たちの命には限りがある。

「今」の私が感じ、望むことは何か？

それをただシンプルに行動に起こしていくこと以外に何が必要なのだろう？

もちろん、自分の前提や思い込みを変えれば、外側に展開される現象は変わる。

これは心理学やカウンセリングの学びをしていて確かに実感したことだ。

けれどもそれは、まずは今の自分が感じていることを直視するという、つまりリアルを受け入れるというプロセスがあってこそのことであって、それを無視したまま前提を書き換えようなんてことをしても、その時点でおそらく本当の望みではなかったりする。

もっとわかりやすく言うと”それ”をしっかり感じたら、自ずと前提や思い込みは変わっていく、ということだ。

潜在意識は、望んだことは必ず叶えてくれるわけ。だから、顕在意識的には望まない現実のように見えているとしても、実はその体験を望んでいるということ。

書き換えたい前提があるのなら、まずはそれを体験すればいい。感じればいい。（堪能まではしたくないだろうけど笑)

すごく矛盾したように感じるかもしれないけれどね。

では何故、望まない現実を繰り返しているのか、というと、感じること、体験すること、直視することが怖いから。人間だもの、ネガティブな体験は避けたくなるよね。

その恐怖が故に、それを感じないような望み（選択）を、”本当の望み”だと思って行動しているから。

でもね、それすらいいの。

間違いではないから。

何度もダミーの望みを叶え続けて、その先に潜在意識が教えてくれる現象を繰り返していたら（絶対にそっちじゃないよ、ってお知らせの様な現実が起こるから）そのうち気付くでしょ。

そのプロセスは、自分がもういいや、って思うまで感じたいのだから、正解と言えば正解だし。

けれども、肉体の命には限りがあるし、来世に持ち込むよりも、この人生で謳歌したいじゃない？何度もぐるぐる同じことを繰り返すよりも、色々な体験をしたり、自由自在に創造したいよね。

そのためには「今」のリアルを（積極的に）体験する必要がある。つまり、それが手放し、とも言える。

実は大きなギフトがそこには隠されていて、

「陰」を知ること、直視することで、反対側に「陽」があることに気付けるのだよ。

表裏一体だということに気付く、大きなギフト。

「陰」を見ないようにすればするほど、「陽」は大きくなっていき、ある一定の時期を越えると、バランスを取るために同じくらいの「陰」に反転する。

逆に「陰」をしっかり直視し、体験することで「陽」を体験することができる。

暗闇を知っているからこそ、「明るい」がわかるよね。

逆に「明るい」しか知らなかったら、そのうち明るいことが当たり前になって、何も感じなくなってしまうから、（喜びや嬉しさや楽しさなど）他の体験をしたくなってしまう。

再度、喜びや嬉しさや楽しさの感覚を味わうために、反対の体験をする。

ということは、「波」「揺らぎ」があるのが自然なんだろうね。

それを受け入れたら、乗りこなすことができるっていうわけ。

そしたらもう繰り返しのフェーズは終わり。（乗りこなすことができずに巻き込まれているフェーズとも言える）

次は創造へ向かう。

この三次元の”わたし”を生きる覚悟をして、その意識を肚に入れ、

「今」の私を感じ、

「今」の私が望むことは何か？を聴いてあげて、

それをただシンプルに行動に起こしていく。

その道筋は、自分の中の羅針盤が示してくれるから、安心していて大丈夫。