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最推しの香水ピックアップしたわよ〜〜!

香水ってやつ、買う?

 というわけで、今回は香水をゲットした内容ですわよ!!
 そこそこ『香水を作る』という行動がオタクの中では浸透し始めてきている気がする昨今ですが、多分キャラクターイメージのフレグランスとか各社から出ているからでしょうね。皆様はキャラクター系の香水って買ったことありますか?
 わたしはぽつぽつと買う方です。何故ぽつぽつかというと、香りの好き嫌いが激しいからだ!! 甘い香りだとそれだけでノーセンキューだ!! 鼻が間違いなく死ぬ!! いや、普通に鼻も弱い。でも結構10mlとかの選択肢あるから、量多くなくて助かる。
 そんななので、男性キャラクターモチーフでメンズライクなやつなら買います。きちんと配合を見て、甘めな配合なら推しの物でも買いません。普段からユニセックスばかり使うんですよね。

 不動のオススメはエルメスのナイルの庭です。皆に納得しかされない。いつでもオッケーなユニセックスです。
https://www.hermes.com/jp/ja/product/《ナイルの庭》-オードトワレ--V26993/

 唯一使っているレディースが資生堂のオードパルファム ホウサイランの香りという物なのですが、これは2021年限定品で通販もありません。百貨店にもありません。昔から資生堂商品を扱っているような化粧品店(not ドラッグストア)にだけ入荷された商品で、店によっては残っているかもしれないので気になる方は店頭で確認してみてください。すっげ〜〜……いい女の匂いがするんだわ……。

 とにかく、男の香りばかり増えている。入浴剤の香りとかおっさんの整髪料の香りとか、なんかそんなのばかり増えている。わざとじゃないんです。ムスクが好きなんです。
 推しの中で一番若い男子の香水手に入れたら「十代〜〜クソ甘ェ!」となってくしゃみしている。激弱のこの鼻!

 という感じで更にムスク系の香水を三種類も手に入れてしまったのです。ポップアップストア来てたんだもん! ずっと欲しかったんだもん!
 その嬉しさの勢いだけで更に推しの香水をピックアップしてもらうことにしました(?)。
 長い前置きでしたが、つまり酔っ払いの行動と同じです。ごめんな。

酔っ払い(概念)の行動は早い

 今回お願いしたのはScentlyさん。顧客の解釈から見合うであろう香りをオリジナル自社製品からピックアップしてくださるサービスです。オーダーメイドではないんですけど、法に抵触しない形で提供されるサービスなのでここは納得。
https://scently.jp
 オーダーシートを記入して申し込むと2〜4週間で商品が発送される流れです。
 何よりよかったのが、支払い方法にクレジットカード以外があること。出来る限り利用したくない人間なので、その他の支払い方法にAmazon payがあって助かりました。
 あと、ここ会員登録しないでも申し込み出来るし、Amazon payを利用すると個人情報もAmazonから引っ張るから入力作業をしなくてよい
 だからねリリン、いろんなところに無尽蔵に個人情報を入れたくない人間はいるんだよ……。

 順番としては、
①オーダーシートの中身を確認して全部何かのメモに書き出す。
②コンビニでAmazonギフト券を代金分買ってAmazonにチャージしておく。
③本サイトで申し込みする。
 という感じでした。
 なんでこの順番かというと、オーダーシート悩みながら書いてるうちにわからんくなるからです。きちんと整理しろ。あと注文終えるとオーダーシートに何書いたか確認出来ん。そういう意味でも中身を別に持っていた方がいいです。
 わたしは一日かけて、「初見の方でもある程度見やすくわかりやすい推しの紹介とは……」とか思いながら書いた。何してるんだ。楽しかった。

さて推しですけど

 わたしは推しを多分オタク人生の半分くらい推しています。気が付いたらそんなことになっていた。自分でも驚く息の長さ。
 なんなら企業に対してバレンタインを贈ったのもこの推しが最初で最後です(翌年から受付停止になった)。お返しの手紙、わたしの名前がぎっちり入ってて推しの人生からは無関係でいたい、壁でありたいタイプのオタクであるわたしは死んだ。やめてくれ……わたしを見るな……(こいつ……)。
 そうこうしているうちに推し、原作からリストラされて更に死んだ。リストラされたけど、わたしの中ではいつでも一等賞なので……日本統一してるので……!
 つまりですが、最推しすぎて絶対もう解釈が公式からズレている。絶対「こんなんとちゃうくない?」と言われると思っている。
 これはわたしのえがく推しだから!!!!!!!!(クソデカボイス)
 というわけなので、今回は『わたしの脳内解釈の推し』でオーダーしました。わたしのえがいてきた推し!! わたしの小説の中にいる推し!! これで頼む!!!!
 家族に伝えたら凄い顔された。わたしの書いてきた推しだよ……。

現物〜〜!!

 そうこうしてうっすら忘れて3週間後、届きましてよ〜〜!

おら! わたしの最推しだぞ!!!
ところでオーダーシートに推しのカラーを最大三色記入するんですが、
シートのカラーリングにしてくれるのうれぴ〜!

 ひとっつも考えたことない、いやシダーウッドはわかるけどそれ以外思ったこともない香りでびっくりした。ベルガモットとバーベナって、それ華やか&爽やか系か……?
 前もって『苦手な香りの系統』も記入出来るので、甘い感じにはなっていないと思うけど……これどうなってるんだ……?

これ、わたしの書いたオーダーシート内容から抜粋(凝り固まった解釈)。
これでも初見(…)にわかりやすいように文章をまとめたつもり……。

 メッセージとオーダーシートの内容を見比べてみてもらえればわかると思うんですが、どこをピックアップされるかわからないから説明はある程度書けた方が勿論いい。その上である程度要点をまとめての表現が出来るとなおベターな気がする。ぬるぬるだらだら書くと、相手はどこをピックアップしたらいいかわからないだろうし。

 それにつけてもどんな香りだろうと思いつつ、丸一日休みがあったので日中からお試ししてみました。
 一番最初に『普段使いする』か『キャラクターの概念表現を第一にする』か選べるんですが、後者にしたので難がありすぎたら外に出れないしね……。

 早速トップノート。これがびっくりの強い刺激。いや、悪い意味ではないです。完全にいい感じのスパイス。多分一番に記載されているしベルガモットが強いんですが、それでいてベルガモットとバーベナの既存のイメージがよい意味で払拭されるくらい違うものになっていました。他の香りも上手く作用してスパイス感を格段に引き上げている感じです。重さはなく、タイムのお陰か軽く高らかですが驚くほどの存在感があります。
 次いでミドルノート。思わぬほど刺激が薄まるがスパイス感は継続、なのに落ち着きがある。すっかり馴染んで当然のような顔をしている香り。嗅いでいたいし知っている香り……うん、遠くに湿布を感じる(ウインターグリーンと言え)。
 そしてラストノート。スパイス感はありつつも大分落ち着いて、穏やかでしっとりとした濡れたような香り。若干感じる爽やかな水分。ウリ科なんか入ってるのかしら? オークモス(苔)入ってるし、陰の香りとして完全に間違っていない……。森の奥の香りを微かに感じる、その手前。静けさの入り口って感じ。

こう付け足した通り、渋みは感じなかった。

 わたしを包み込んでくれなくてもいい(重ね重ね無関係でいたいタイプ)んですけど、いやほんとこれ……正解(顔を覆う絵文字)。基本的にスパイス系で刺激があるんですけど、とってもわかりみがしゅごい……!
 腕と同時にムエットにも取ってそれぞれで試してみたんですが、体温で温められた方がスパイスが穏やかになって大変馴染みがよかったです。お前、孤独だとツンツンするんか()

総括

 大変よかったです!!!!!!
 いや、この香りそのものが解釈に合う……。若年でツンケンしつつも驚くほどの存在感があり、長じて穏やかな面を手に入れ、後年で感じる寂寥感。それでも苛烈さを内面に抱いたままのそれ、完全にわたしのえがく推しです。ウルトラセンキュー……。
 こんなにスパイシーなのに、意外なほど普段使い出来そうなのも嬉しい。とても気に入ったので、なくなったらまた追加注文しようか悩むくらいです。同じ香り注文出来るの有難いですわね。

 というわけで推し香水を注文した話でした。解釈が当たれば幸福度が高い上、お値段相応(10mlで二千円前後が多いかと思うので、シート付きでこれなら相応だと思う)でお得感あるのでオススメです。ただし、推しの解釈をきちんと言語化出来るようにしよう! 現物の出来が大分変わると思うので!
 よいオタクライフを!! ついでに推しを宜しく!!! アデュー!!!!

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