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さっそく、マザーツリーじゃないことばから

「Mother Treeのことば」なんてタイトルで始めてしまったモンだから、そんなたいそうな言葉でも何でもない、私の個人的な徒然なる戯言を書きにくくなってしまった。

私の声じゃない何かを届ける方が、気楽に出せるかもと思ってこういう仕立てにしてみたけれど(ビビリなので)、実際には、なんだかちゃんとしたことを書かないといけないような気持ちになって、流れが滞っていることに気づく。

「気楽に」出す練習が私には必要だから。
マザーじゃない、ただの私の言葉にも耳を傾けて、とりあえず出してみようと思う。

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さて、今、私は、病院にいる。

2年前に乳がんのステージ2ということで手術を受けた。
お陰様で、この2年、すっかり健康に過ごしている。

そして先週、ガンが再発・転移していないかを診るなかなかヘビーな精密検査を受けた。今日は、その結果を聞きに来ている。今は診察の順番待ち中。

乳ガンを通じて、それまでの「こんな自分はダメだ」と自分を攻撃し続けた自分に気づき、「こんな自分」を愛するきっかけをもらった。自分が自分に攻撃し続けた(主に自分の女性性に対して)ことが細胞に「ガン」として現れたのだろうと感じたから。

そう感じられたのは、森から教わった大切なことが根っこにあるなぁと思う。
それは、「全てのことに意味がある」ということだった。
森にいると、そこには無駄なものは何1つない、ということに気づく。
世界も、自分の経験も全てそうかもしれないと思うようになった。

この「乳がん」も反応的には「なんで私が?」と思ったし、結構なショックだったけれど、森から教わったように「これにもきっと何か意味があるはず、何かを私に教えてくれるために起きたはず」と思って向き合ってみた。その結果、聞こえてきたのが、「私をもうこれ以上攻撃しないで」という声だった。どこまでも「私はダメだ」と攻撃し続ける私にはこれくらいのインパクトある事件がなければ、気づけなかったことだったようだ。

「再発」しないためにも、「こんな私」をまんま受け入れる、むしろ愛する、という選択肢しかない状況を作ってもらえたと思うと、宇宙の摂理はすごいなぁと感じる。

そして、2年経った今、どうなのか。結論を待っている。のだ。
なかなか、、、怖い。
大丈夫でしょ、という思いと、もしかしたら・・・、という思い。
ビビリの私には、心の準備が大事だ。

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診察が終わりました。

結果。「何も異常なし。」

ちゃんと私は、私を攻撃することなく、私を大切に過ごせていたよ、ってことなのかも。そう思うと、まじ、よくやったよね、私、と労いたい気持ちです。

私の身体と心に、旦那のかじくんに、周りの皆様に、両親に、宇宙の摂理に感謝しつつ、お祝いしよう。


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