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【本要約・書評】『スマホ脳』スマホ3つの悪影響とその解決策【1分で理解】
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
◾️テーマ
スマホが持つ悪影響
◾️ご紹介する本
『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン(スウェーデンの精神科医)
◾️この収録で学べること
スマホが持つ3つの悪影響とその解決策
◾️こんなひとにオススメ
・スマホ依存症かもしれない…
・スマホで集中できない、どうしたらいい?
この本の結論
スマホは集中力を奪う、ブルーライトをずっと浴びせるなど、悪影響。
人間が昔から持っている脳や身体の機能がスマホに追いついておらず、情報を処理しきれない。それに対抗できるのは「運動」である。
本書『スマホ脳』の結論はこんな感じです。
スマホのブルーライトは脳を刺激し、ドーパミンをドバドバ出し、依存症状態に陥らせます。対抗するためには、意識的にスマホを遠ざけて、運動するなどデジタルデトックスが必要。
スマホが持つ3つの悪影響とその解決策
①スマホをポケットに入れるだけで集中力が低下
スマホをポケットに入れるだけで集中力が低下するというデータがあるのだそう。
スティーブ・ジョブズなどITの先駆者たちはそのデメリットを認識し、自分や子供のスマホ利用時間を制限していました。
この事実が物語っているように、子どもにスマホ、タブレットでの学習はやめた方がいいです。なぜなら、スマホ依存度が高まり、集中できない子どもになるから。
解決策は「見えないところにしまう」。
わたしも以前は仕事中、ポケットにスマホを入れていたのですが、このことを知ってからバッグの底にしまうようにしました。集中力が上がった気がします。
このほか、机の上にスマホを出しっぱなしにしておくことだけでも、集中力が落ちるだそう。
仕事中や勉強中、スマホは見えないところにしまった方が良さそうです。
②SNSを使うほど孤独になり、人生の満足度が低下
SNSを使うほど孤独になり、人生の満足度が低下するというデータがあります。
その理由は「デジタルな嫉妬」。
InstagramやFacebookなど、他人の幸せアピールを見ると自分が惨めな気がする時がありますよね。これが不幸せにつながる。
人類の歴史上、ほとんどの聴衆は一人から数人程度だった。しかし現代ではSNSのおかげで、数百人~数千人に自分のことを語れるようになりました。
SNSでは悪い噂が飛び交います。人間は悪い噂の方に敏感なのでストレスになるんです。
私もSNSで嫌な思いをしたことがあり、距離をおくようにしました。具体的にはFacebookを辞めたことや、SNSでの発信よりも個人での活動(キクホン、ブログ)に重きを置くようにしたことです。
SNSに人生を支配されないための解決策としてはSNSはほどほど、通知はOFFにする、匿名でやると言うことですね。
匿名の価値は以前よりも増している気がします。
③ブルーライトで睡眠の質が低下
スマホが発するブルーライトで寝るのが遅くなるだけでなく、睡眠の質が低下します。その理由は、スマホのブルーライトや刺激でドーパミンが出て、興奮状態で眠れなくなるから。
解決策は「寝室にスマホを持ち込まない」。
スマホは隣の部屋に置いて寝ましょう。アラームで使っているという方も(私もそうですが)、隣の部屋に置いてアラームをかけた方が、2度寝、3度寝する危険がなくなりますよ。
まとめ
今回は『スマホ脳』からスマホが持つ3つの悪影響とその解決策についてご紹介しました。
★スマホが持つ3つの悪影響
①スマホをポケットに入れるだけで集中力が低下
②SNSを使うほど孤独になり、人生の満足度が低下
③ブルーライトで睡眠の質が低下
人間の持つ基本的な心と体の機能、それに合わせたライフスタイルを作っていこうというメッセージは最近の健康本の主流テーマです。
たとえば、
・『最高の体調』 鈴木祐
・『脳を鍛えるには運動しかない』レイティ, ジョン
・『筋トレが最高のソリューションである』テストステロン
などがありますのでセットで読むのがオススメ。
キクホンのYouTubeで解説していますので、ぜひセットでご覧ください。
これらの本を読んで、食生活をかえ、筋トレを週4(30分)するようになったら、体が変わってきて、幸福感が上がりましたよ〜!
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
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