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山口県下関市菊川(きくがわ)地域のおもてなしプロジェクト始動!

小日本(こにっぽん)と称されるまち、下関市菊川地域の魅力

小高い山々に囲まれ、田園風景があたり一面に広がる盆地。
その周辺には昔ながらの茶色の屋根瓦の家々点在する、
ここは山口県下関市菊川地域。

菊川町 多武の峰(とうのみね)公園からの眺め

まちの中央には清流「木屋川(こやがわ)」と「田部川(たべがわ)」が流れ、その源流から湧き出る水を汲みに県外からも人々が訪れる名水の地でもある。

その豊かな環境からはお米や地酒、柚子にヤマメといった様々な特産品が生まれ、まちの中には小さいながらも個性的なお店が分布する。

そんな菊川の魅力をさらに引き出し、より多くの方にお届けすることを目的とした新たなプロジェクトが始動しました。
その名も【菊川おもてなしプロジェクト】[1]

その第一弾としてスタートしたのは菊川地域の特産品を活用した新商品開発です。様々な特産品の中でも『菊川』の名がつくものといえば、こちら!

『手延素麺 菊川の糸』

菊川の名水ときれいな空気、そして職人の技によってつくられる手延そうめんの特徴は、なんといってもコシの強さ。シンプルに冷やし素麺はもちろん、煮麺や焼きそうめんにしても美味しくいただけます。
新商品の開発はこちらの『手延素麺 菊川の糸』を主軸に進めていきます。

道の駅きくがわにある「お食事処よもやま」で提供される『焼きそうめん』

長年愛され続ける、菊川そうめんのはじまり

『手延素麺 菊川の糸』のはじまりは1972年。
もともと菊川地域では、麦の保管輸送用に稲わらで編んだ叺(かます)が農家の副業として作られていましたが、時代の変遷にともない、叺に変わる新たな産業としてそうめん作りが広まっていきました。

今年で51年目を迎える『菊川の糸』
そんな風に末長く地域に愛され続ける商品をお届けできるよう、すでに地域の学校や事業者とも連携をし、開発に向け歩みを進めています。

今回のプロジェクトが決まってから、もう何度も菊川には訪れているのですが、いつ来ても菊川の風景の美しさには心癒されます。

そんな私の父は菊川地域出身。
祖父母宅の前を流れる川ではタニシを取ったり、ホタルを観賞したり、
時にはご近所の猟師さんからイノシシの差し入れがあったり。
幼い頃から菊川の豊かな自然に触れてきました。
何十年後に菊川のプロジェクトに関わらせていただけることになるとは…

今後、こちらのメディアでは菊川地域の魅力的な人々や店舗、まちの情報はもちろん、商品開発の進捗状況も発信していきますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。


[1] 「菊川おもてなしプロジェクト」とは
自然豊かな下関市菊川町を目的地として、スポーツ合宿やツーリズムを通じ、菊川地域にお越しいただける環境をさらに充実させていきます。また、訪れていただいた方へ地域ならではのおもてなしができるよう、地域の資源を活かした新商品の開発や地域を周遊していただけるイベントを企画・実施します。菊川に滞在し、菊川を体験し、菊川を満喫できる独自の「おもてなし」を構築するプロジェクトです。

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