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プロが教える、簡単建物チェックリスト②

〜その他編〜

いよいよ、台風シーズンに突入しました。前回、〜外壁・屋根編〜にて建物の主要な部分の簡単なチェックリストをご紹介しました。今回は〜その他編〜としてそれ以外のポイントについてお話しします。

簡単にできる建物チェック

①窓のチェック

台風が来て、家の中で一番危険な場所は?と聞かれたら、まず最初に思い付くのが『窓・開口部』です。風圧で窓ガラスが割れたり、風で飛ばされてきたモノで割れて怪我をする恐れがあります。そのため、台風が来た時には窓から離れることが重要です。また、飛散防止シートを貼っておくことや、雨戸や台風圧の高いシャッターなどで防ぐなども被害を抑えることにつながります。また開口部ではないですが、マンションなどではベランダの隔板が多く壊れている現象をよくみました。

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※写真①(マンションベランダの隔板が台風で破壊されている状況)

②建物周囲のチェック

建物以外の付属設備、例えばクーラーの室外機。台風の時はよく倒れたり、落ちたりしている状況をよく聞きます。この時期は、まだ暑さも残る時期なので飛ばされないよう防止措置を整えましょう。

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※写真②(屋上の室外機が台風で倒れている状況)

③環境のチェック

自身の建物以外で、周囲の環境を確認し飛んできそうな部分がないか確認しておく事も重要です。飛んできた物に当たって家が傷ついたとしても、自身の保険で修繕しないといけないので、そうなる前に注意喚起をするなどの対処をとる事も重要です。また、近年では非常に精度の高いハザードマップが各自治体で整備されていますので、自身の地域はどのような場所なのか把握し、有事の際は迅速に対応できるよう事前に確認しておきましょう。

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※写真③(台風で飛びそうな看板)

まとめ

今回は建物だけでなく、周囲の環境などについても触れました。

これ以外でも、事前にできる対応として何かあった際や起こる前に相談できる工務店や建築士を見つけておく事も重要です。

有事の際は、私たちも命に関わる損害や大規模な事故につながる案件が最優先にはなりますが、その後は普段お世話になっている方を優先に対応する形になるかと思います。

大きな建物では『定期報告』という制度があり3年に1回行政に報告する義務があります。住宅でも年に1回の定期点検を行うなどしてみてはいかがでしょうか?

規工川建設株式会社 施工部 真弓 宗次

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