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フリーランス薬剤師になるメリット・デメリット|デメリットを解消する方法も

フリーランス薬剤師に興味がある人の中には、「会社員と比較してどんなメリットがあるのだろう」「デメリットはないのかな」と気になる人もいることでしょう。

フリーランスの働き方はなじみがないからこそ、不安になることも多いですよね。この記事では、フリーランス薬剤師として働くメリットとデメリット、デメリットを解消する方法について解説します。

「フリーランス薬剤師として働いてみたいけど、実際に一歩を踏み出すのは不安」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

会社員からフリーランス薬剤師になる3つのメリット

会社員からフリーランスになるメリットを3つ紹介します。

  • 短期間で複数の薬局を経験できる

  • 自分のペースでスケジュールを決められる

  • 自分が目指したい収入を目指せる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

短期間で複数の薬局を経験できる

フリーランス薬剤師として働くメリットの一つは、短期間で複数の薬局を経験できることです。

フリーランス薬剤師は薬局の人員が足りないときに助っ人として呼ばれる存在のため、基本的に契約期間が決まっています。

正社員だと一つの薬局に固定の人員として雇われるケースが多く、一度入社したら転勤があるまでは同じ薬局で働き続けることになるでしょう。

さまざまな診療科の処方箋に触れたい人や、場所にとらわれずに働いてみたい人にとっては、働く場所が定期的に変わるフリーランスの働き方が向いているかもしれません。

自分のペースでスケジュールを決められる

フリーランスになるメリットの2つ目は、自分のペースでスケジュールを決められることです。フリーランスは会社員のように、週休2日や週40時間労働などの決まりがありません。

ある月は週6日働いて、お金を貯めて長期休暇をつくり、旅行するといったライフスタイルも実現できます。

仕事とプライベートのスケジュールを自由に組みたい人は、フリーランスの働き方を経験してみるのもおすすめです。

自分が目指したい収入を目指せる

フリーランスになるメリットの3つ目は、自分が目指したい収入を目指せることです。フリーランスは労働時間の制限がなく、働きたいだけ働けるためです。

会社員のように固定された収入がないため、自分が働いた分だけ収入が得られます。報酬も薬局との交渉次第で決まり、エージェントを通して契約する場合は時給3,000円以上が保証されています。

派遣やパートよりも時給相場は高めに設定されているので、安定して仕事が取れれば高収入を目指すことも可能です。

会社員からフリーランス薬剤師になる3つのデメリット

会社員からフリーランスになるのは、メリットばかりではありません。実際にフリーランス薬剤師をやってみて感じたデメリットも紹介します。

  • 薬局以外の選択肢が少ない

  • 薬剤師以外の仕事が増える

  • 収入が月によって変動する

各デメリットについて詳しく見ていきましょう。

薬局以外の選択肢が少ない

フリーランス薬剤師になるデメリットの一つは、薬局以外の選択肢が少ないことです。現状では、ドラッグストアや病院などの案件はほとんどありません。

フリーランス薬剤師は即戦力が求められるので、ほかの職場での経験を活かしやすい薬局薬剤師の仕事が多くなりやすい傾向です。

薬局以外の現場で働いてみたい薬剤師にとっては、条件に合う案件が見つかりにくい可能性があります。

薬剤師以外の仕事が増える

薬剤師に限らず、会社員からフリーランスになるデメリットの一つが、本業以外の仕事が増えることです。今まで会社がやっていた確定申告や納税などの事務作業を、すべて自分でやる必要があります。

事務作業が苦手な人にとっては、フリーランスになることで増えるさまざまな業務が苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

収入が月によって変動する

収入が月によって変動することも、フリーランスになるデメリットの一つです。フリーランスは自分が仕事をすることで収入が得られる働き方なので、仕事がなければ収入もありません。

会社員と異なり、前月の2倍に収入が増える可能性もあれば、翌月の収入がゼロになる可能性もあるのがフリーランスです。

収入が変動することをチャンスと捉えるかリスクと捉えるかは人それぞれで、安定した収入が得られないことで不安になることもあるのは事実です。

安定して仕事を獲得するにはマッチングサービスの活用がおすすめ

フリーランス薬剤師になりたてのころは、薬局とのつながりがないため仕事探しをどのように進めていけばよいか迷うこともあるでしょう。

自分から積極的に営業活動をすることに苦手意識がある場合は、フリーランス薬剤師向けのマッチングサービスを利用するのがおすすめです。

私が運営しているSUPPONDでは、仕事を探しているフリーランス薬剤師と、薬剤師を探している薬局をマッチングさせるサービスを提供しています。

フリーランス薬剤師になることで生まれるさまざまな不安を解消できるよう、仕事の紹介をするだけでなく経理関連のセミナーなども行っています。

すでに現場でフリーランス薬剤師として働いている人と話をする場も設けているので、リアルな声を聞きながら自分のキャリアを検討できますよ。

自分が実現したいライフスタイルを明確にして働き方を決めよう

フリーランス薬剤師は会社員よりも時間的・経済的な自由度が高く、自分が働きたいスタイルを実現しやすいのがメリットです。

一方で安定した収入を得るためには相応の努力が必要なことや、薬剤師以外の仕事が増えることなど、デメリットと捉えられる側面もあります。

自分がどの程度自由なライフスタイルを実現したいのか、デメリットを受け入れられるのかを慎重に検討しながら、目指す働き方を形にしていきましょう。

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