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新卒入社して10年、このまま働き続ける?

(2021.2.19メルマガ「michinaru通信」より)

こんにちは、michinaruの菊池です。

今更ながらTwitter頑張ってフォロワーを増やそうとしているのですが、一向に伸びません。(涙)

なんでですか。

ここ数週間、いろんなパターンの投稿でトライをしているのでお手すきの際ご覧いただき、何が悪いのか、皆さんご指摘ください。

そして愛ある方はフォローしてください! 

さて、今日は「仕事は飽きた時が次のステージ」というお話しをしたいと思います。

10日ほど前に友人がやっているラジオ番組(stand.fm)にゲスト出演させてもらった時、あるお題をいただいてお話ししたことです。


その番組は20代、30代のキャリアをテーマとしていて、毎回いただいた相談にお答えするというスタイルをとっています。
 (まりさん、ケイさんの2人の掛け合いも楽しいので、是非聴いてみてください)


その時のテーマが「新卒入社して10年、このまま働き続ける?」というものでした。


それなりに責任ある役職にもついているけどこのまま自分はいつまでこの会社で働き続けるんだろう。                                                                                    あと10年先もこの会社で働き続けるイメージがわかない。とはいえ、これまで積み上げてきたキャリアを捨てると給料下がるよなぁ。                              だからといって同業界に転職しても、やる仕事が変わらないなら転職する意味がないかも。。。

こんな感じのお悩みです。


皆さんなら、どんなアドバイスをされますか。

私も前職時代、似たような想いをしたことはあります。(皆さんもありましたかね?)

当時を振り返って、この時の自分の状況をひと言で言うと『仕事に飽きてる』でした。

新卒で入って数年たつと、一通り仕事が理解でき、ある程度ひとりでこなせるようになります。

初めは何を食べても新鮮だったのですが、毎回出される料理に、少し辟易している。そんな状態でしょうか。


で、この「飽きている」のは悪いことでなく、自分が次のステージに成長するサインではないかと考えました。

第一ステージは、会社から与えられる仕事、任された役割をしっかりと遂行していく。

第二ステージは、自分から仕事や役割を自ら取りに行くステージです。


今回の相談者さんのような方は、第一ステージの延長線上で、仕事や役割を与えてもらえるものだと考えてしまっています。

そんな時、新たな仕事が与えられなかったり新たな役割を任されないと、それは飽きますよね。

だから、他の会社にいけば、きっとこの状況は変わるのかもと考えてしまいます。


でも、転職してもこの飽きのサイクルはまたやってくるでしょう。

与えてもらう仕事、役割を楽しむステージが終わっていることに気付かなければいけません。

なので

こんな「飽きている」状況になったらどうするか。


新しい挑戦を、職場でしてみる。

例えば、業務改善の提案や新たな事業の発案。やってこなかった仕事やプロジェクトに手を挙げる。社内活動などの新しい役割を自ら取りに行く。

手を挙げられることは社内に結構あるものです。


ちなみに私自身はこの『飽き』のタイミングで新しい事業の立ち上げに手を挙げました。

結果、今の事業を創る組織や人づくりの仕事の支援に繋がっています。


転職するよりも、今の職場で信用貯金のある状況の方がよっぽど新たな挑戦はしやすいと思っています。

失敗しても、味方はいてくれますから。

もし辞めようと思ってるなら、大胆なチャレンジをしてから辞めるのがいいのではないでしょうか。


また、会社側もこうした「飽きてしまっているミドル」には要注意です。

彼らの「飽き」のサインに気付いているでしょうか。


職場に彼らが次の挑戦を促す仕掛けはありますか。

上司は、面談などで新たな挑戦を促してますか。


一番良くないと思っているのが、「飽きている状態の放置」です。

本来あるポテンシャルを全く発揮することなく、力半分で職場に居続けることになります。

これは組織にとっても、本人の人生にとっても大損失じゃないでしょうか。

と、考えたのですが、皆さんはどう思いますか。


stand.fmでも話してます。


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