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「関心領域」

映画を観に行きたいと思って、調べていたら「関心領域」に辿り着いた。
内容を読むともう苦しい。あれは私だ。

今現在、ニュースでパレスチナの状況を見るたびに心が苦しくなる。
なのに何をどうしたらいいかわからない。

言い訳だ。偉そうに自分は違うとでも言いたいかのように。

私みたいな何も力を持たない個人に何ができるのだろう。
あり 集まってるがすように世論は力だ。虫のような小さな声でもあげていきたい。私に何ができるのか。
一刻も早く停戦してほしいのに何をしていいのかわからない。
わからないけど、何かできることをしたい。
うちはテレビでニュースを見ながら朝ご飯を食べている。
その時間だけ、息子も自分の見たい番組ではなくニュースを見る。今、世界で何が起こっているかを知ってほしい。

無関心は共犯だ。

映画「関心領域」を観に行く。
この映画は各国で映画賞をとっている。アカデミー賞で国際長編映画賞・音響賞の2部門を受賞した。監督は受賞スピーチで過去ではなく現在起きていること私たちは何をするべきかと問うている。
観なくてはいけない映画だと思った。

怖かった。映像も音も怖かった。
そして人間が怖かった。私はどう生きていきたいかを考える。
息子がもう少し大きくなって、アウシュビッツ収容所で起きたことを勉強してこの映画を見せたい。

この記事を公開したのに、何度も読んで編集し直している。
この映画は、ホームページ等映画情報サイトに書かれている通りの内容を、
体感する2時間だった。

あれは私だ。言い訳をいい、偉そうに自分は違うとでも言いたいかのように生きている。突きつけられた。
これから私はどうするかだ。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
ぜひ映画館で見ていただけたらと思います。
どう感じるかはいろんな感じ方があるかと思いますが、
私は自分に突きつけられ、言い訳をやめようと思いました。
自分で世界を見て自分で考えて行動できるようになりたい。





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