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ワインnote④ 『シャトー グリュオー・ラローズ 1993』
【ワイン名】 Chateau Gruaud Larose シャトー グリュオー・ラローズ
【生産地域】 フランス/ボルドー メドック地区サン=ジュリアン村
【品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン 64%、メルロー 29%、 カベルネ・フラン 2%、 プチ・ヴェルド 5%
【造り手】 Chateau Gruaud Larose
【VT】 1993
【飲んだ日】 2022年11月
自分好み度 ♡♡♡♡
やっぱり熟成したボルドーはいい。
というか、ボルドーはこうでなくちゃ。
と、思わず唸ってしまうほどの完成度。
サン=ジュリアンの2級シャトー。
ほぼ30年という熟成を経たワインだが、液体の持つエネルギーはまだまだ若々しい。
セミナーで開けたワインだが、2000年以前のものと答えた受講生は一人もいなかったぐらいだ。
香りには時を経た複雑さが存分に感じられ、チョコレートやきのこ、オリエンタルスパイス、湿り気を感じる香木のニュアンスもある。
柔らかなアタックは、さすがに力強さはないものの十分な厚みがあり、骨太だったであろう酸味とタンニンが程よくこなれて溶け合って、じわじわと旨味の余韻が残る。
いやいや、これはいい。
我ながら保管状態も良かったのだろう。
ワインは、まさに一期一会。
この一本と出会えたことに感謝!
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