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ワインnote⑤  『皇-すめらぎ-白』

【ワイン名】 Sumeragi 皇-すめらぎ-  白
【生産地域】 日本/京都府 
【品種】   シャルドネ、甲州
【造り手】  丹羽ワイン
【VT】    N.V.
【飲んだ日】 2022年12月

自分好み度 ♡♡♡♡

品種やヴィンテージを敢えてうたわず、気軽に和食に合わせて欲しいというコンセプト。丹波ワインさんらしい一本だ。
シャルドネと甲州のブレンドらしいが、果実味が柔らかく酸も穏やかで、最後の苦味が全体を引き締めつつ、全てが特出せず丸くまとまっている。
包容力と優しさを感じるワインで、市松模様に小紋柄をあしらったラベルも素敵。

源氏物語とワインをかけ合わせるイベントで、「光の君が須磨に流された時、一人寂しく見上げる満月」というシーンのためにセレクトしたワインなのだが、包み込むような優しさとほろ苦い余韻がイメージにピッタリだったのはもちろん、「すめらぎ」という名前も、源氏物語の世界観によくマッチしていた。

ワインそのものの味わいのイメージにしては、高貴すぎるネーミングのような気もするが笑、今夜の満月のお供にいかがだろうか。

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