見出し画像

気功と丹頭|下丹田に丹・エネルギーの核をつくる方法をお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

気功教室は
毎週木曜日19時〜21時に
東京、自由が丘で
開催されているのですが、
その日は
19時まで少し時間があったので
盛鶴延先生と
早く来ていた人達と一緒に
他愛もない雑談をしていました。

そして
どんな話の流れかは
忘れてしまったのですが、
中華街の
美味しいお店の話になりました。

盛鶴延先生は
とってもグルメだと
私は思っています。

だから盛鶴延先生が
「美味しいよ」
と教えてくださったお店は
本当に美味しい!

なので、
その日、盛鶴延先生が

中華街でおすすめの
中華料理店はね。

とおっしゃった時、
食いつきました。

しかし残念ながら
名前は忘れてしまったそうで、

中華街の朝陽門にある
交番の近くの
大きな中華料理店。

とおっしゃるのですが、
交番の近くは
中華街のメインストリートなので
大きな中華料理店は
たくさんあります。

どこだ? どこだ?

と思っているうちに
19時になり、
その話は打ち切りになりました。

残念!

ただ、
その時、盛鶴延先生は
こんなことをおっしゃったのです。

私は、
その大きな中華料理店に
一人でふらっと
お昼を食べに行く時は
大概ラーメンを食べます。

そういう大きなお店は
高級食材を
使った料理を
食べてもらいたいので、

私のように
安いラーメンを
一杯だけ食べに来る客は
嫌な客でしょうけど
関係ないですね(笑)。

ではなぜ
そういう大きな中華店で
ラーメンを食べるかというと
スープが美味しいからです。

中華料理では
何百種類ものソース、
香辛料を
毎回調味料として入れて
スープを作っているわけではなく、

何十年と受け継がれてきた
秘伝のスープの元、
湯頭(たんとう)に
調味料を足して作っています。

そういうお店は
高級料理用のスープも
ラーメンのスープも
同じ湯頭から
作っているから
美味しいのです。

そして
気功でも同じように
下丹田に
丹(たん)・エネルギーの核
をつくる時、
中華料理の秘伝のスープの元
湯頭のようなものが必要だと
盛鶴延先生はおっしゃいます。

何もないところから
丹を作るのではなく、

中華料理の
湯頭のようなもの、

気功では
丹頭(たんとう)と言いますが、
丹頭を元に丹をつくることが
大切なのだそうです。

今回は
下丹田に
丹・エネルギーの核をつくる方法
をお伝えします

***

気功法には
下丹田に丹をつくる
修行方法がたくさんあります。

盛鶴延先生の本でも
いくつか紹介されていますが、

その中の一つに
丹頭大法(たんとうだいほう)という
道家の修行法があります。

宗の時代、
張伯瑞(ちょうはくずい)先生の
気功法です。

『気功革命 秘伝奥義 集大成』では
丹頭大法の説明として
その丹・エネルギーの核の図を
注釈で掲載しています。

丹・エネルギーの核


この図は
盛鶴延先生が書いてくださった図を
元に書き起こしています。

ただ、
この図を書き起こすのが
ちょっと大変でした。

丹頭のまわりに
エネルギーが集まってきて
だんだん、
丹・エネルギーの核が
できてくる。

と言われても
実体験がない私には
イメージがわかないからです。

実は私は最初、
漠然と

下丹田の真ん中に
丹頭があって、
丹頭を中心に
「球状に丸く」
エネルギーが集まってくる。

そんなイメージを抱きました。

でも
盛鶴延先生が
書いてくださった図は
全く違いました。

丸い球状ではなく、
楕円状です。

まるで
銀河系みたい。

そう思いました。

よく
宇宙も人体も
構造は似ている。

人体は宇宙なのか。
宇宙は人体なのか。

そういう話を聞きます。

その盛鶴延先生が
描いてくださった
丹の図をみながら
そのことを思い出していました。

でのこの図。
何気ない図に見えると思いますが!

それこそ
群盲象を評すではないですが
見えていない私が
見えている盛鶴延先生の像を
再現するのは
本当に難しかったです。

***

よく、老舗の鰻屋さんなどは
地震や火事の際には
何をおいても
何代も受け継いできた
秘伝の継ぎ足しタレを
持って逃げるといいます。

銀河系も
チリのようなものから
138億年もかけて
今の姿になっていると
いいます。

こういうものが
出来上がるまでには
ものすごい時間が
かかっているように

下丹田に
丹・エネルギーの核が
できるまでにも
とても時間がかかるのだろうな
と思います。

あとは時間ですね。
自分が生きている
有限の時間の長さを思います。

結局、
盛鶴延先生から
おすすめの中華料理店の名前を
まだ聞いていません。

中華街に行くたびに
どこだろう。
と思うのですが、

ならば
聞けばいいのですが!

なぜかいつも聞き忘れて
毎回
あれかな、これかなと
思いながら歩いています。

いつか
お店の名前を教えていただいたら
早速かけつけて
盛鶴延先生と同じように
ラーメンを1杯だけ
食べたいなと思っています(笑)。

では、また!

====
もしよろしかったら、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。励みになります!
====

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?